角田裕毅「残り4ラップで入賞を逃し、とても悔しい」サウジアラビアGPでは一時入賞目前も…11位フィニッシュを悔やむ｜F1

2023年の第2戦サウジアラビアGPを終え、アルファタウリの角田裕毅が2レース連続の11位という結果について振り返っている。

サウジアラビアGP決勝で16番グリッドスタートの角田は、ミディアムで第1スティントから堅実な走りを見せる。17／50周目、ランス・ストロールがトラブルによってコース脇でマシンをストップさせたため、イエローフラッグからのセーフティーカー導入となった。このタイミングで角田はすぐさまピットに入り、アンダーカットに成功。アルピーヌ勢よりも前の8番手でピットアウトとなる。

ハードを履いた第2スティントの角田は、ここからひたすら粘りの走りを見せた。だが背後に迫るアルピーヌ勢はラップペースが速く、エステバン・オコンとピエール・ガスリーには、DRS区間終わりのターン1で抜かれてしまった。

10番手にポジションを落とした後、後方から追い上げてきたケビン・マグヌッセンと激しい駆け引きを繰り広げるも、残り4周のストレートエンドでパスされ、角田は11番手に順位を下げる。

レースはこのまま終了となり、角田は開幕戦バーレーンGPに続いて第2戦も11位フィニッシュとなった。この結果について、角田本人は「残り4ラップで入賞を逃してしまい、とても悔しい」と率直に語っている。

「11番手でレースを終え、結果として残り4周でポジションを失ってしまいました。とても悔しいです」

「チームは本当に素晴らしい仕事をしてくれました。流れも良かったし、すべてが完璧に進んだと思っている」

「ミディアムタイヤでのペースは非常に力強かったし、予選よりも明らかに良かった。チームと一緒に達成できたことについては満足していますが、同時に、ポイントを獲得できなかったことにはガッカリしています」

そして角田は次戦、第3戦オーストラリアGPに向けて照準を定めた。

「メルボルンでのアップデートでさらに強くなって戻ってきたい。パフォーマンスを最大限発揮できるよう、常に最善を尽くすつもりです」

「次のレースに向けて集中している。中団争いの中でもトップで競えるように。そしてコンスタントにポイントを獲得できるよう、これからもハードワークを続けていきたい」

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