角田裕毅、Q2進出12番グリッドに「最大限のパフォーマンスを出せたと思う」決勝での今季初入賞に照準を定める｜F1

2023年の第3戦、オーストラリアGP予選終了後、アルファタウリの角田裕毅が土曜日の公式セッションを振り返っている。

アルファタウリは今回アップグレードを持ち込むも、角田はFP1でスピンを喫した影響からマシンの修復に時間を要し、十分にロングランのデータを収集することができなかった。

FP2でも途中から雨が振り始めた影響で、ドライ環境下で周回を重ねることができず。土曜日の予選では天候が崩れる可能性がある中、タイヤの温度が十分に上がらない、かつトラフィックの多発により、アタックラップのチャンスもほぼ一発勝負となってしまう。

角田はギリギリの15番手でQ1を勝ち上がると、Q2では最後のアタックでベストタイム短縮に出るも10番手には届かず。Q2敗退の12番グリッドとなった。

アルファタウリの公式メディアは「予選は良かったし、全体を通してうまくペースを上げることができた。最大限のパフォーマンスを出せたと思う」と角田の言葉を伝えている。

「Q1では15番手でしたが、ラップを重ねるごとに一歩ずつ前進していった」

「Q2はプッシュラップを2周する予定だったのですが、残念ながら重量測定があり、位置関係も良くなかったために2周目をやり通すことができなかった」

「フライングラップが事実上一度しかなかったことを考えると、チームのパフォーマンス向上は十分なものだったと思う。実際に満足しています」

日曜日の決勝に向けて「明日のレースを楽しみにしている。ロングランテストは行っていない状況でも、ポイントを獲得できるようにマシンのポテンシャルを最大限まで引き出したい」と意欲を示している。

角田は今季、第1戦は14番グリッド、第2戦は16番グリッドだったこともあり、今回の12番グリッドは今季最上位となる。

2レース連続11位と入賞にあと一歩届かなかった日本人ドライバーは、メルボルンで待望の今季初ポイントとなるのだろうか。日曜日の決勝は真価の問われるレースとなる。

関連記事

DAZNについて

DAZNなら好きなスポーツをいつでも、どこでもライブ中継&見逃し配信！今すぐ下の記事をチェックしよう。

●  【番組表】直近の注目コンテンツは？
●  【お得】DAZNの料金・割引プランは？