【動画】岩佐歩夢がメルボルンのフィーチャーレース完勝で今季2勝目！F2ランキングでも総合首位に浮上…2位プルシェール、3位ルクレール｜F2

F2第3ラウンド、オーストラリア・メルボルンのレース2（フィーチャーレース）が2日行われた。

現地メルボルンは晴れ、路面はドライコンディションに。ブラックアウト後、ポールポジションの岩佐歩夢は好スタートを見せ、2番手を離してターン1へと飛び込んでいく。

大きな混乱なくオープニングラップを終え、トップの岩佐はクリーンエア状態でレースを先導。2番手テオ・プルシェールもペースが良く、3番手以下は突き放される流れとなる。

すると8／33周目の途中、ジャック・ドゥーハンと接触したジャック・クロフォードがコースアウトし、グラベル上でストップ。レースはこれでセーフティーカー導入となった。このタイミングでタイヤ交換に出るドライバーも出てくる。

岩佐もここでピットに入り、ソフトからミディアムへとつなぐ。岩佐はトラック上では5番手でコース復帰となるも、タイヤ交換組の中では事実上のトップをキープ。

12／33周目からセーフティーカーエンディングとなり、ローリングスタートでレース再開。岩佐は14周目、上位勢の混乱に巻き込まれることなく、3番手まで順位を上げた。そこからは後方のプルシェールとの間隔を見ながら、最後まで走り切る流れに。

岩佐は20周目のセクター3区間でクッシュ・マイニをパスし2番手に浮上。その後方からプルシェール、デニス・ハウガーらが、事実上のトップである岩佐を追う。

するとロイ・ニッサニーが26／33周目、ウォールにヒットしてそのままストップ。レースはこれで再びセーフティーカー導入となる。

タイヤ未交換組はここでピットに入った。だがSC中、エンツォ・フィッティパルディがニッサニーのマシンが停まっている区間でウォールにヒットし、こちらもレース続行不可能に。

SCが長引いたものの、31／33周目よりレース再開になり、残り3周で勝負を決することになった。トップは岩佐で、そこからプルシェール、ハウガー、ビクター・マルタンス、アーサー・ルクレールが追う状況に。

ローリングスタートの直前、最終セクションでマルタンスがハウガーに追突。両者コースアウトし、大幅に順位を下げた。

岩佐は逃げに入り、後方のプルシェールとはDRS圏内に入るかどうかの間隔で推移するも、岩佐はタイヤを温存していたこともあり、さらにペースを上げる。

結局岩佐がそのままトップでチェッカーを受け、今季2勝目をマーク。フィーチャーレースでは今季初優勝を飾った。2位プルシェール、3位ルクレールまでが表彰台に上がっている。

岩佐はレース2を制し、25ポイントを獲得。これでF2でのポイントを58まで伸ばし、2位プルシェール（50点）に8ポイント差をつけて総合トップに浮上している。

2023年F2・ラウンド3メルボルンレース2結果

1／岩佐歩夢
2／テオ・プルシェール
3／アーサー・ルクレール
4／フレデリク・ヴェスティ
5／ゼイン・マローニー
6／ジェハン・ダルバラ
7／リチャード・フェシュフォー
8／ジャック・ドゥーハン
9／クッシュ・マイニ
10／ロマン・スタニェク

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