フェルスタッペン、オーストリアGPスプリントシュートアウトで圧倒的な速さを見せトップ！ペレス、ノリスが続く…角田裕毅13番手｜F1

2023年のF1第10戦、オーストリアGPのスプリント・シュートアウトが1日行われた。

公式予選は金曜にすでに終了しており、今季より新設された同セッションは、土曜日後半に予定しているスプリントレースのスタートグリッド順を決めるものとなる。

現地シュピールベルクは午前のF3セッション時にはウェットの状況だった。そこから雨は降らず、スプリントシュートアウトのスタート時には路面が乾きかけているコンディションとなった。本来はSQ1において使用するタイヤはミディアムとなるが、今回はウェット宣言下ということもあって、タイヤの制限がない状態に。

SQ1は各マシンが走行するごとにレコードラインの路面状況が良くなっていく状況下、1分10秒台～1分7秒台とセッションが進むごとに各ドライバーのベストラップがどんどん上がっていく。今回もターン9～10のトラックリミット違反でタイム抹消になるケースが多発した。

角田裕毅もSQ1では好調なペースを示し、残り1分時点で3番手タイムをマークする。だが終盤にはトラフィックが発生し、なかなかクリアラップが取れず。SQ1ではチョウ・グァンユ、オスカー・ピアストリ、ルイス・ハミルトン、バルテリ・ボッタス、ローガン・サージェントの5人がSQ2行きを逸した。

続くSQ2ではジョージ・ラッセルが油圧のトラブルによりタイムアタック不参加となる。角田は終盤のラップで自身のベストタイムを更新することができず、トラックリミット違反もあり13番手だった。SQ2での敗退はアレクサンダー・アルボン、ピエール・ガスリー、角田、ニック・デ・フリース、ラッセルの5台となっている。

スプリントレースのトップ10グリッドを決めるSQ3ではマックス・フェルスタッペンが最後に1:04.440で周回し、トップタイムをマーク。2番手は0.493秒落ちで僚友セルジオ・ペレスが入り、スプリントレースはレッドブル勢がフロント・ローとなった。

3番手ランド・ノリス、4番手ニコ・ヒュルケンベルグ、5番手カルロス・サインツ、6番手チャールズ・ルクレール、7番手フェルナンド・アロンソ、8番手ランス・ストロール、9番手エステバン・オコン、10番手ケビン・マグヌッセンという順番になった。

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