角田裕毅「ニックとの10レースは楽しい時間」去った友に感謝の言葉…新たな僚友リカルドとの“共闘”にも意欲｜F1

アルファタウリの角田裕毅が次戦ハンガリーGPに向けて照準を定めた。イギリスGPまでコンビを組んだニック・デ・フリースについて感謝の意を述べた一方で、新たな僚友ダニエル・リカルドについても言及している。

チーム公式メディアを通じて、角田は「ニックとの10レースは楽しい時間でした」と語っている。

「自分はニックから多くのことを学びましたし、サーキットから離れても一緒に楽しい時間を過ごした」

「彼は他のカテゴリーで豊富な経験がありますし、その知識に基づいてチームに良いフィードバックをもたらしてくれていました。友人として多くの時間を過ごし、楽しい時間を共有できました」

そして新たな僚友となるリカルドについて「一緒に仕事ができるのを楽しみにしている」と口にしている。

「まだ彼のことをよく知っているとは言えませんが、今年はマイアミGPの時に、一緒にプロモーション活動をしましたし、とても楽しい一日を過ごしました」

「非常に優秀で経験豊富なドライバーですし、自分もチームメイトとして恩恵を受けると思う。彼から多くのことを学ぶことができると確信していますし、リカルドがチームに多くのものをもたらし、クルマの開発面でも前進できるようになると期待しています」

Red Bull Content Pool

そして次戦、第12戦ハンガリーGPに向けてこのように述べ、意欲を示した。

「今週末は、前回のレースで導入した新要素に加えて、ハンガリーでのレースに向けてさらなるアップグレードを用意しています」

「ブダペストは過去2戦とはコース特性が全く異なり、高速コーナーよりも低速コーナーの方が多いし、僕らのクルマには合っているはず」

「個人的にはこのトラックが好きです。テクニカルかつチャレンジングで、走っていて楽しいコースなんです」

「2021年、最初に経験したハンガリーGPはとても混沌としていて、16番グリッドからレースを開始して、6位でフィニッシュした良い思い出もあります」

「すべてのレースにおいて、何か起こる可能性があると認識しているし、そのチャンスをつかみたい。チームとして僕たちは可能な限り前進してクルマを開発する必要がある。自分の気持ちとしてはここ数レース、特にシルバーストンで完全にリセットされていて、前向きな気持ちになっている」

次戦ハンガリーGPは抜きどころのないトラックとして著名。角田にとってはFPセッションから最良のセッティングバランスを見つけ、予選で少しでも前のグリッドを獲得したいところ。また、新たな僚友リカルドを相手に、明確に速さを示すことができるのかという点にも注目したい。

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