ベルギーGPのスプリントSOでも王者フェルスタッペンが最速！ピアストリ、サインツが続く…角田裕毅はSQ1止まり16番手｜F1

2023年のF1第13戦、ベルギーGPのスプリントシュートアウトが現地時間29日行われた。

現地スパ・フランコルシャンはウェットが続き、セッション開始時間が30分ディレイとなる。SQ1が開始となるとともに、インターミディエイトを装着して各ドライバーが周回を開始。セッション時間が短いこともあり、ステイアウトしながら蓄電ラップとフライングラップを重ねていく流れとなった。

レコードラインがどんどん乾いていったこともあり、後からタイムを出したほうが得をする状況となる中、角田のラストアタックは隊列の前方。結局角田のタイムはセクター3区間で伸びず、16番手でSQ1敗退となってしまった。SQ2行きを逸したのは角田のほかバルテリ・ボッタス、ケビン・マグヌッセン、チョウ・グァンユ、ニコ・ヒュルケンベルグの顔ぶれだった。

続くSQ2では、各マシンがインターミディエイトでタイムを出しに行く中、ランス・ストロールは同タイヤのストックに余裕がないことから、乾いてきた最後にミディアムを履き、アタックラップを開始。だが残り時間1分を切り、ターン9でコースアウトしてバリアにクラッシュし、これですぐさま赤旗となった。残り時間が少ないことから、この時点のタイム順がそのままSQ2の結果となっている。

SQ2止まりとなったのは、ダニエル・リカルド、アレクサンダー・アルボン、ローガン・サージェント、そしてタイムを出さなかったストロール＆フェルナンド・アロンソのアストンマーティン勢5台となった。

スプリントレースのトップ10グリッドを決めるSQ3では、全ドライバーがソフトを履いてトラックへと出ていく。終盤にアタックしたほうが路面状況が良くなる状況下、マックス・フェルスタッペンが1:49.056でスプリントレースのポールスタートとなった。

2番手は0.011秒差でルーキーのオスカー・ピアストリ。3番手カルロス・サインツ、4番手チャールズ・ルクレール、5番手ランド・ノリス、6番手ピエール・ガスリー、7番手ルイス・ハミルトン、8番手セルジオ・ペレス、9番手エステバン・オコン、10番手ジョージ・ラッセルという並びになっている。

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