角田裕毅、オランダGP15位も「ストラテジーに後悔はない…次に活かせる」次戦イタリアGPに向け「ホームで勢いづけたい」｜WEDNESDAY F1 TIME

アルファタウリの角田裕毅がサマーブレイク明けの初戦、第14戦オランダGPを振り返るとともに、アルファタウリにとってお膝元となる次戦のイタリアGPに向けて照準を定めた。

角田は『DAZN』の『WEDNESDAY F1 TIME #26』に自らのメッセージ動画を送る形でリモート出演。決勝で15位に終わった前レースについて「ザントフォールトは悔しい結果で終わってしまった」と述べている。

「クルマのペースがあったものの、予選では最大限クルマのパフォーマンスだったり、自分のパフォーマンスを活かすことができなかった」

そして決勝ではブラックアウト直後に雨が降り出し、1周目の終わりにインターミディエイトへと交換する積極策に出た。「（予選）Q3に進めず、レースでは途中までかなりいい順位にいたんですけど、結果的に戦略で他チームに負けてしまうということになってしまった」とスリックのソフトタイヤに戻した後を回顧している。

「ただ、自分たちがその時に決断したストラテジーについて後悔はないですし、チームとしても僕としても、次に活かせることなので、学びのレースウィークになりました」

「チャレンジングで、途中までいいバトルで終われたので、楽しめました」

「モンツァはスクーデリア・アルファタウリのホームでもあるので、イモラ（※豪雨災害でキャンセルとなったエミリア・ロマーニャGP）でレースができなかったぶん、そのぶんホームグランプリでまずはチームを勢いづけられるような、もちろん今までの感謝と、ファエンツァのファクトリーの人たち、そしてビスター（イギリスにあるアルファタウリのファクトリー）の人たちに向けて、いいレースができればと思う」

角田は「もちろんポイント、（予選では）Q3目指して頑張るので、ぜひ応援よろしくお願いします。ザントフォールトでは現地で見てくださった方々、そして夜遅く見てくださった方々、ありがとうございました。頑張ります！」とメッセージを締めくくり、モンツァでの一戦に意欲を示している。

次戦イタリアGPは高速特性の強いハイスピードトラックとして著名のモンツァ。角田が今季3度目の入賞となったベルギーGPでは、リアウイングを寝かせたローダウンフォース仕様の“モンツァ・ウイング”で結果を残している。アルファタウリのホームグランプリでもあるそのモンツァで、今季4度目のポイント奪取を果たせるのか、見逃せない一戦となる。

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