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角田裕毅「感触は良かった…Q3に進めたはず」イタリアGP予選11番手を悔やむ…チーム幹部は「金曜からのセット変更が奏功」と前進に手応え|F1

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角田裕毅「感触は良かった…Q3に進めたはず」イタリアGP予選11番手を悔やむ…チーム幹部は「金曜からのセット変更が奏功」と前進に手応え|F1DAZN
【F1 最新ニュース】イタリアGP予選終了後、角田裕毅やリアム・ローソンが土曜日のセッションを振り返った。金曜からのマシンバランス変更が前進につながったと口にしている。
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2023年のF1第15戦、イタリアGP予選を終え、アルファタウリの角田裕毅が土曜日のセッションを振り返っている。

現地モンツァは晴天のドライで予選を迎えた。今回はハンガリーGP以来となる、規定がいつもとは異なる予選に。Q1ではハード、Q2でミディアム、Q3でソフトを装着するという条件になっており、アルファタウリとしてはFPからハード&ミディアムタイヤを中心に周回を重ねた。予選についてはハードを装着し、一発の速さで15番手に入れるかどうかが一つのポイントとなっていた。

だが予選Q1で角田裕毅は存在感を示し、全体4番手タイムでQ2進出を決めている。今回が2レース目となる僚友の新人リアム・ローソンも12番手タイムでQ1から勝ち上がりとなった。

続くQ2ではミディアムを装着するも、アルファタウリのAT04はライバル勢に比べてハード→ミディアムのタイム上昇差が少なく、結局角田は11番手、ローソンは12番手で惜しくもQ3行きを逸している。角田は10番手ランド・ノリスと0.013秒差という僅差でのQ2止まりだった。

角田はチーム公式メディアを通じて「金曜日はかなり苦労したけど、FP3でクルマの感触はずっと良くなった」とフィーリングが悪くなかったと回顧している。

「僕らはマシンバランスやセットにかなりの変更を加えましたが、それが土曜日はうまくいったと思う。ただ、最後はもっとしっかりまとめてタイムを上げられたと思うので、正直この結果にはガッカリしています」

「Q3に進むためのペースがあったと思う。だから、しっかり仕事をしてくれたチームには申し訳なく思っている。チームの判断は良かったし、予選ではトラックポジションも良かった。でもアタック中にはいくつかの場所でタイムをロスしたので、本当に悔しく思っています」

そして角田は「レースペースはそれほど悪くないです。トップ10のすぐ外にいるので、うまくまとめることができたら、ポイント獲得も十分にあるはず」と続け、日曜日の決勝に照準を定めている。

僚友ローソンは「セッションを重ねるごとに進歩していると思うし、自信も深まっている」と発言。自らの成長を実感しているようだ。

「異なるコンパウンドを使用してグリップの向上や、マシンバランスに変更を加えた場合、クルマに車にどのような影響が出るのかを知ることは重要だ。でもそれを把握するにはまだまだ時間がかかる」

「土曜日の予選は僕とユウキ、両車ともQ3に近づいた。我々には間違いなくQ3に進出できる可能性があったと思う」

「走行中、残念ながら(フェルナンド)アロンソが目の前でコースアウトしてしまったんだ。走行ラインにはグラベルが飛んできていたけど、それがあるなし関係なく勝ち上がりは難しかったかもしれないね」

「今回のセッションを通じて、いくつか改善ができたことをうれしく思っているよ。そして、これからはもっともっと良くなると確信している」

ローソンは「12番手はレース開始のグリッドとして良いポジションだし、ユウキとの位置も近い。明日、チームとしてポイントを獲得するためにはポジティブな状況だと思う」と語り、2戦目での入賞も十分に可能だと期待を寄せている。

アルファタウリのチーフエンジニア、クラウディオ・バレストリ氏は金曜日から土曜の予選に至る狙いをこう説明している。

「金曜日の段階で、マシンパフォーマンスのレベルには満足していなかった。クルマは我々が思っていた以上にスライドするし、いくつかのコーナーではあまり競争力がなかった」

状況を変えるべく、データを見ながらAT04のマシンバランスを金曜日から土曜日で大きく変更したという。

「これらを踏まえて、ここモンツァでは常に重要なトレードオフである、ストレートスピードを維持するため、適切な妥協点を見つけようと尽力した」

「一晩かけてセットアップにいくつかの変更を加えることにしたんだ。FP3のプログラムについては、さまざまな状況や燃料負荷に応じたセットアップ変更を検証していた。予選に向けて、ハード&ミディアムを中心に、燃料を少なめにしたうえでバランスを見る走行となった。結果としてこのアプローチが予選で奏功したと思う」

バレストリ氏は「金曜日から土曜日にかけて、一晩で加えた変化はポジティブなものだった。結果としてこれが、難しい状況下ながらユウキとリアム、両ドライバーとも予選Q2に進むことができた理由になった」と口にし、FP2終了後のマシンバランス変更がプラスになったと明かしている。

「トラフィックに引っかからないよう気配りする必要はあったけど、モンツァの予選はそれがいつも重要となる。ただ、Q2ではミディアムタイヤである程度のポテンシャルはあったものの、Q3へと進むには十分な速さがなかった」

「最終的にはユウキが11番手、リアムが12番手だったけど、それでも(10番手との)ギャップは想像以上に小さいものだった、ポイントを手にするため、今は決勝レースに焦点を切り替える必要があるね」

今回、高速特性の強いモンツァということもあり、AT04はローダウンフォースの“モンツァウイング”で、中団勢の中でもある程度存在感を示している。

アルファタウリのお膝元でもあるイタリア・モンツァで、角田は今季4度目の入賞を果たせるのか、そして僚友ローソンとも決勝ではポジションアップに成功し、今季初のWポイント奪取となるのか、決勝レースに注目したい。

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チーム・ドライバー

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第1戦バーレーンGP 3月3日(金) ~4日(土)3月5日(日)
第2戦サウジアラビアGP 3月17日(金) ~18日(土)3月19日(日)
第3戦オーストラリアGP 3月31日(金) ~ 4月1日(土)4月2日(日)
第4戦アゼルバイジャンGP 4月28日(金) ~ 29日(土)4月30日(日)
第5戦マイアミGP 5月5日(金) ~ 6日(土)5月7日(日)
第6戦エミリア・ロマーニャGP 5月19日(金) ~ 20日(土)5月21日(日)
第7戦モナコGP 5月26日(金) ~ 27日(土)5月28日(日)
第8戦スペインGP 6月2日(金) ~ 3日(土)6月4日(日)
第9戦カナダGP 6月16日(金) ~ 17日(土)6月18日(日)
第10戦オーストリアGP 6月30日(金) ~ 7月1日(土)7月2日(日)
第11戦イギリスGP 7月7日(金) ~ 8日(土)7月9日(日)
第12戦ハンガリーGP 7月21日(金) ~ 22日(土)7月23日(日)
第13戦ベルギーGP 7月28日(金) ~ 29日(土)7月30日(日)
第14戦オランダGP 8月25日(金) ~ 26日(土)8月27日(日)
第15戦イタリアGP 9月1日(金) ~ 2日(土)9月3日(日)
第16戦シンガポールGP 9月15日(金) ~ 16日(土)9月17日(日)
第17戦日本GP 9月22日(金) ~ 23日(土)9月24日(日)
第18戦カタールGP 10月6日(金) ~ 7日(土)10月8日(日)
第19戦アメリカGP 10月20日(金) ~ 21日(土)10月22日(日)
第20戦メキシコシティGP 10月27日(金) ~ 28日(土)10月29日(日)
第21戦サンパウロGP 11月3日(金) ~ 4日(土)11月5日(日)
第22戦ラスベガスGP 11月16日(木) ~ 17日(金)11月18日(土)
第23戦アブダビGP 11月24日(金) ~ 25日(土)11月26日(日)