ペレス「契約の2024年末まで全力を尽くすだけ」シート喪失のうわさには無関心「最後の契約にするつもりはない」2025年以降にも意欲｜F1

レッドブルのセルジオ・ペレスが、オースティンにて今後の見通しについて語っている。

今季は僚友マックス・フェルスタッペンとの差が大きいことから、シート喪失の危機との報道も見られる。一部メディアでは、メキシコGPで引退するのではないかとの憶測も。だが本人は「そういったうわさが出てきても、見て笑っているだけだよ」と述べている。

開幕から4レース終了時点で、ペレスは4戦2勝。レッドブルは4連勝であり、この時点での勝利数はフェルスタッペンと同じ2勝だった。だがそこからフェルスタッペンは10連勝を飾り、カタールGPまでに12度表彰台の頂点に立った。一方でペレスは4戦目のアゼルバイジャンGP以降勝利はなく、予選及び決勝で安定性を欠く場面が多いことから、シートを危ぶむ声も相次いだ。

だがペレスは「今、自分にできることは何もないし、引き続き自分がすべきことに集中している」とメディアの前で述べている。

「誰かが何かを言ったとして、それが現実になるとは思えない。自分には2024年までの契約があるし、引き続き全力を尽くすだけだ。自分は33歳になったけど、アスリートとしてまだ伸びしろがあると思っているよ。さらなる成長が大きな目標となっている」

「それに現行契約は2024年までかもしれないが、それを最後の契約にするつもりはない。2025年からも、F1でのシートを獲得するために引き続き自分ができる限りのことをしていく」

今季のF1はここからアメリカGP、そしてペレスにとって母国GPとなるメキシコGP、その直後に3連戦ラストのブラジル、中1週を経てラスベガスGPと、南北アメリカで4レースを行う。

今季はすでにフェルスタッペンの総合優勝が確定し、総合2位ペレスは3位ルイス・ハミルトン、4位フェルナンド・アロンソから追われる状況となっている。ペレスにとってはシーズン終盤でしっかり結果を示し、ドライバーズランキング2位の座を確保したいところだ。

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