2023年のポイントランキングについて、『F1』公式はSNSを通じて22戦の前半と後半、11戦ずつのポイント獲得数を数値化し、一覧にして公開している。
その内容は以下のとおり。
■2023年ドライバーズポイント・前半&後半
ドライバー名(チーム名)|2023年獲得ポイント(前半/後半)|前半後半の差
1:マックス・フェルスタッペン(レッドブル)|575(281/294)|+13
2:セルジオ・ペレス(レッドブル)|285(171/114)|-57
3:ルイス・ハミルトン(メルセデス)|234(133/101)|-32
4:フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)|206(139/67)|-72
5:チャールズ・ルクレール(フェラーリ)|206(80/126)|+46
6:ランド・ノリス(マクラーレン)|205(60/145)|+85
7:カルロス・サインツ(フェラーリ)|200(87/113)|+26
8:ジョージ・ラッセル(メルセデス)|175(90/85)|-5
9:オスカー・ピアストリ(マクラーレン|97(27/70)|+43
10:ランス・ストロール(アストンマーティン)|74(45/29)|-16
11:ピエール・ガスリー(アルピーヌ)|62(16/46)|+30
12:エステバン・オコン(アルピーヌ)|58(31/27)|-4
13:アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)|27(11/16)|+5
14:角田裕毅(アルファタウリ)|17(2/15)|+13
15:バルテリ・ボッタス(アルファロメオ)|10(5/5)|±0
16:ニコ・ヒュルケンベルグ(ハース)|9(9/0)|-9
17:ダニエル・リカルド(アルファタウリ)|6(0/6)|+6
18:チョウ・グァンユ(アルファロメオ)|6(4/2)|-2
19:ケビン・マグヌッセン(ハース)|3(2/1)|-1
20:ローガン・サージェント(ウィリアムズ)|1(0/1)|+1
2023年はエミリア・ロマーニャGPが豪雨災害で中止となったため、全23戦の予定が22レースとなった。第1戦バーレーンGP~第11戦ハンガリーGPまでが前半11レース、第12戦ベルギーGP~第22戦アブダビGPまでが後半11レースということになる。
フェルスタッペンが22戦中、勝利を逃したのはサウジアラビア、アゼルバイジャンの前半戦2レース、後半戦はシンガポールのみの1レースで、それ以外はすべてトップチェッカーを受けたこともあり、前半と後半で+13とほぼ差がない。その一方で僚友ペレスは171から114と、57ポイント減となっている。
序盤戦表彰台の常連だったアロンソは、シーズン途中からライバル勢が速さを見せ、後半戦は苦戦したレースもあったことから、前半から後半で72ポイント減と大きな落差になった。
フェラーリ勢、マクラーレン勢はシーズン途中から存在感を示したこともあり、後半戦のほうがポイント増となっている。
コンストラクターズランキング6位のアルピーヌは、オコンが前半戦のモナコGPで、ガスリーが後半戦のオランダGPで表彰台に上がった。好不調の波が目立たなかったチームではあるが、ガスリーが後半戦+30ポイントと、新加入のチームで後半戦巻き返したことが読み取れる。
Red Bull Content Pool
角田裕毅は前半戦、2度の10位入賞による2点のみだった。後半戦に入り、AT04はシンガポール、アメリカとアップグレードを入れていったこともあり、角田は後半戦で15ポイントを稼ぎ出した。前半から後半での13ポイント増は、出色の出来と言える。
リカルドは前半戦最後のハンガリーGPよりレギュラードライバーになったため、前半戦は1レースのみ参加。オランダGPでの左手骨折による離脱もあったが、獲得ポイントはメキシコGPでの7位入賞1度のみという結果になっている。
前半戦から後半戦へのポイント増減は、開発状況やマシンの成熟度などにより、チームで大きくバラツキが出る。また、シーズン後半戦に入るとそのシーズンのマシン開発はほとんどストップし、翌シーズンに向けた研究に注力するというケースも多い。
この順列から、新シーズンの勢力図はどう変わっていくのか。2023年から2024年でレギュレーションの大変革はなくとも、各チームの開発状況によって来季のポイントランキングは大きく動くかもしれない。
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チーム・ドライバー
日程・番組表
レース | フリー走行・予選 | 決勝 | |
---|---|---|---|
第1戦 | バーレーンGP | 3月3日(金) ~4日(土) | 3月5日(日) |
第2戦 | サウジアラビアGP | 3月17日(金) ~18日(土) | 3月19日(日) |
第3戦 | オーストラリアGP | 3月31日(金) ~ 4月1日(土) | 4月2日(日) |
第4戦 | アゼルバイジャンGP | 4月28日(金) ~ 29日(土) | 4月30日(日) |
第5戦 | マイアミGP | 5月5日(金) ~ 6日(土) | 5月7日(日) |
第6戦 | エミリア・ロマーニャGP | 5月19日(金) ~ 20日(土) | 5月21日(日) |
第7戦 | モナコGP | 5月26日(金) ~ 27日(土) | 5月28日(日) |
第8戦 | スペインGP | 6月2日(金) ~ 3日(土) | 6月4日(日) |
第9戦 | カナダGP | 6月16日(金) ~ 17日(土) | 6月18日(日) |
第10戦 | オーストリアGP | 6月30日(金) ~ 7月1日(土) | 7月2日(日) |
第11戦 | イギリスGP | 7月7日(金) ~ 8日(土) | 7月9日(日) |
第12戦 | ハンガリーGP | 7月21日(金) ~ 22日(土) | 7月23日(日) |
第13戦 | ベルギーGP | 7月28日(金) ~ 29日(土) | 7月30日(日) |
第14戦 | オランダGP | 8月25日(金) ~ 26日(土) | 8月27日(日) |
第15戦 | イタリアGP | 9月1日(金) ~ 2日(土) | 9月3日(日) |
第16戦 | シンガポールGP | 9月15日(金) ~ 16日(土) | 9月17日(日) |
第17戦 | 日本GP | 9月22日(金) ~ 23日(土) | 9月24日(日) |
第18戦 | カタールGP | 10月6日(金) ~ 7日(土) | 10月8日(日) |
第19戦 | アメリカGP | 10月20日(金) ~ 21日(土) | 10月22日(日) |
第20戦 | メキシコシティGP | 10月27日(金) ~ 28日(土) | 10月29日(日) |
第21戦 | サンパウロGP | 11月3日(金) ~ 4日(土) | 11月5日(日) |
第22戦 | ラスベガスGP | 11月16日(木) ~ 17日(金) | 11月18日(土) |
第23戦 | アブダビGP | 11月24日(金) ~ 25日(土) | 11月26日(日) |