2024シーズンは開幕5レースを終え、各チームの力関係がある程度明るみになった。
昨季コンストラクターズ上位5チームが、今季もそのまま5強を形成。レッドブル、フェラーリ、マクラーレン、メルセデス、アストンマーティンが優勢となっており、それ以外の5チームが中団勢として群雄割拠の状態になっている。
角田裕毅所属のRBはここまで10チーム中6位。上位5強がなかなか崩れない状況下、角田は第3戦オーストラリアGP、第4戦日本GPと2戦続けて入賞を果たし、ドライバーズランキングではベスト・オブ・レストの総合11位となっている。
この状況はポイント結果だけでなく、レース中に戦っているポジションという見方でも、RB角田は中団勢トップの位置にいるようだ。
F1の様々なデータを扱う『F1Visualized』は、今季5戦を終えた時点のレギュラードライバー20人と、第3戦スポット参戦したオリヴァー・ベアマン含む、全ドライバー21人の平均走行ポジションランキングをデータで示している。
1位マックス・フェルスタッペン、2位セルジオ・ペレス、3位カルロス・サインツと、表彰台を競う面々がトップ3となった。
2度の入賞で7ポイントを稼ぎ、ドライバーズランキング11位の角田は11.65で同ランキングで11位となっている。
その順位は次のとおり。
■2024年各ドライバーの平均走行ポジション順位(第5戦終了時点)
1(1.09):マックス・フェルスタッペン/レッドブル[1位/110ポイント]
2(3.32):セルジオ・ペレス/レッドブル[2位/85ポイント]
3(3.64):カルロス・サインツ/フェラーリ[4位/69ポイント]
4(3.85):チャールズ・ルクレール/フェラーリ[3位/76ポイント]
5(4.10):ランド・ノリス/マクラーレン[5位/58ポイント]
6(6.18):オスカー・ピアストリ/マクラーレン[6位/38ポイント]
7(6.43):フェルナンド・アロンソ/アストンマーティン[8位/31ポイント]
8(6.51):ジョージ・ラッセル/メルセデス[7位/33ポイント]
9(8.84):ルイス・ハミルトン/メルセデス[9位/19ポイント]
10(9.10):オリヴァー・ベアマン/フェラーリ[12位/6ポイント]
11(11.65):角田裕毅/RB[11位/7ポイント]
12(11.78):ランス・ストロール/アストンマーティン[10位/9ポイント]
13(12.43):ニコ・ヒュルケンベルグ/ハース[13位/4ポイント]
14(12.82):ケビン・マグヌッセン/ハース[14位/1ポイント]
15(13.15):アレクサンダー・アルボン/ウィリアムズ[15位/0ポイント]
16(14.34):エステバン・オコン/アルピーヌ[16位/0ポイント]
17(14.42):チョウ・グァンユ/キックザウバー[17位/0ポイント]
18(14.60):ダニエル・リカルド/RB[18位/0ポイント]
19(15.45):ピエール・ガスリー/アルピーヌ[19位/0ポイント]
20(15.58):バルテリ・ボッタス/キックザウバー[20位/0ポイント]
21(16.54):ローガン・サージェント/ウィリアムズ[21位/0ポイント]
Red Bull Content Pool
トップは1.09のマックス・フェルスタッペンだった。第3戦オーストラリアGPこそ序盤でリタイアとなったが、今季はここまで5戦すべてでポールポジションを獲得。ピットイン後に一時的にポジションを落とすことはあるものの、基本はレースを先導する位置で戦う時間が長いことから、1.09というダントツトップの数字となったようだ。
レッドブルの僚友セルジオ・ペレスが2番手に続き、カルロス・サインツは3番手というトップ3の顔ぶれに。少しの上下動はあるものの、5強チームのドライバーがトップ10を占めるデータとなっている。
サインツの虫垂炎離脱により、1戦のみフェラーリからスポット参戦したベアマンが9.10で10位となった。
Red Bull Content Pool
RBのマシンを駆る角田裕毅は11.65で11位となっている。5強チームのマシンに乗るドライバーの中では、12位ランス・ストロール(11.78)を角田は上回った形に。5強10人に割って入る健闘ぶりがデータ上でも顕著となった。
第5戦中国GPでは19番グリッドからスタートし、リタイアする27周目には13番手まで浮上した角田。同レースでは大半の周回を後方で競っていたこともあり、実は第4戦から第5戦でデータ上では11.19から11.65まで下がっていた。
それ以上にこの数字を下げたのはストロール。中国GPではセーフティーカーエンド直前、26周目のターン14でダニエル・リカルドに追突したことでも大きな話題になったが、この上海の数字を反映した結果、第4戦終了時点11.10から11.78まで低下している。これで同データ上では、角田がストロールを追い越して11位に浮上した形となった。
もちろん各ドライバー、各チームの成績は入賞時のポイントが揺るぎない評価基準となる。だが平均走行ポジションの数値化は、獲得ポイントと類似した状況ながら、それぞれドライバーがどの位置で戦っているのかが理解しやすい、一つの指標と言えるだろう。
角田の立場からすると、前のハミルトンとはマシンポテンシャルの点で力の差は大きくあるものの、ストロールのほかヒュルケンベルグ、マグヌッセンなどハース勢が、今季順位を争う直接的なライバルとなっているようだ。
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チーム・ドライバー
日程・番組表
レース | フリー走行・予選 | 決勝 | |
---|---|---|---|
第1戦 | バーレーンGP | 2月29日(木) ~3月1日(金) | 3月2日(土) |
第2戦 | サウジアラビアGP | 3月7日(木) ~8日(金) | 3月9日(土) |
第3戦 | オーストラリアGP | 3月22日(金) ~ 3月23日(土) | 3月24日(日) |
第4戦 | 日本GP | 4月5日(金) ~ 6日(土) | 4月7日(日) |
第5戦 | 中国GP | 4月19日(金) ~ 20日(土) | 4月21日(日) |
第6戦 | マイアミGP | 5月3日(金) ~ 4日(土) | 5月5日(日) |
第7戦 | エミリア・ロマーニャGP | 5月17日(金) ~ 18日(土) | 5月19日(日) |
第8戦 | モナコGP | 5月24日(金) ~ 25日(土) | 5月26日(日) |
第9戦 | カナダGP | 6月7日(金) ~ 8日(土) | 6月9日(日) |
第10戦 | スペインGP | 6月21日(金) ~ 22日(土) | 6月23日(日) |
第11戦 | オーストリアGP | 6月28日(金) ~ 29日(土) | 6月30日(日) |
第12戦 | イギリスGP | 7月5日(金) ~ 6日(土) | 7月7日(日) |
第13戦 | ハンガリーGP | 7月19日(金) ~ 20日(土) | 7月21日(日) |
第14戦 | ベルギーGP | 7月26日(金) ~ 27日(土) | 7月28日(日) |
第15戦 | オランダGP | 8月23日(金) ~ 24日(土) | 8月25日(日) |
第16戦 | イタリアGP | 8月30日(金) ~ 31日(土) | 9月1日(日) |
第17戦 | アゼルバイジャンGP | 9月13日(金) ~ 14日(土) | 9月15日(日) |
第18戦 | シンガポールGP | 9月20日(金) ~ 21日(土) | 9月22日(日) |
第19戦 | アメリカGP | 10月18日(金) ~ 19日(土) | 10月20日(日) |
第20戦 | メキシコGP | 10月25日(金) ~ 26日(土) | 10月27日(日) |
第21戦 | サンパウロGP | 11月1日(金) ~ 2日(土) | 11月3日(日) |
第22戦 | ラスベガスGP | 11月21日(木) ~ 22日(金) | 11月23日(土) |
第23戦 | カタールGP | 11月29日(金) ~ 30日(土) | 12月1日(日) |
第24戦 | アブダビGP | 12月6日(金) ~ 7日(土) | 12月8日(日) |