2024年のF1第7戦、エミリア・ロマーニャGP決勝が現地時間19日行われた。
現地イモラはF2のレース2から引き続き晴天、ドライコンディションでレース時刻を迎えた。
決勝ではグリッドのトップ10含む多くのドライバーが第1スティントにミディアムをチョイス。11番グリッドのセルジオ・ペレスがハードを選んでいる。
レースがブラックアウトとなり、マックス・フェルスタッペン、ランド・ノリス、チャールズ・ルクレール、カルロス・サインツ、オスカー・ピアストリと上位勢はグリッド順のままでターン1に入っていく。7番グリッドの角田裕毅はP9にポジションを落としてオープニングラップを終えた。
イモラはコース幅が狭く、ポジションの上下動があまり起きずにトレイン状態で周回を重ねていく展開となる。
トップから7番手ルイス・ハミルトンまでの上位勢はレースペースが速く、8番手ニコ・ヒュルケンベルグは8/63周目に入るとその差は4秒まで開いた。そのすぐ後ろの9番手角田は、なかなかハースのマシンが抜けずに耐える状況となる。
すると9/63周目には後方の複数台がピットに入り、早くもタイヤ交換を済ませるドライバーが出てきた。
角田も13/63周目にピットへと入り、ミディアムからハードへとつないだ。ピットアウト後はクリーンエア状態でラップペースを上げる。するとヒュルケンベルグはそれに合わせて14周目にピットイン。角田はアウトラップのセクター2、3で自己ベストペースで走り、ヒュルケンベルグの前に出ることに成功した。
22周目になると、角田はタイヤ未交換のままハードで粘っているローガン・サージェントに追いつき、ここからトレインに付き合う状況となる。角田の後ろにいるヒュルケンベルグとダニエル・リカルドも追いついてきた。
トップのフェルスタッペンは25/63周目にピットインを行い、ハードにチェンジ。
角田は26/53周目のターン2でサージェントを抜き、ようやくクリーンエアを取り戻す。33周目には第1スティント中のチョウ・グァンユをパスし、角田は事実上の8番手を競りながら、周回を重ねていった。
全車ピットインを終えた39/63周時点で、フェルスタッペンがトップ。7秒差で2番手ノリス、その3秒後方に3番手ルクレール、さらに2秒差で4番手ピアストリという順番に。
5番手サインツ、6番手ジョージ・ラッセル、7番手ハミルトンと続き、そこから24秒後方に8番手角田となった。多くのクルマがワンストップ作戦ということもあり、何もなければここから最後まで走り切る流れとなっている。
ペレスはハードでのロングランから39周目にミディアムへとつないだこともあり、速いラップペースで追い上げてくる。角田は43/63周目ペレスに抜かれ、P9となった。前には上位勢しかいない状況下でもあり、角田はここから最後まで9番手を守れるかどうかがポイントとなる。
だが後ろからランス・ストロールが追い上げてきて、残り14周の49周目には角田とストロールの差が1秒以内に入った。50周目のターン2でポジションが入れ替わり、9番手ストロール、10番手角田となった。後ろの11番手ヒュルケンベルグとは5秒開いていることもあり、角田は無理せず1ポイントを獲りにいく流れとなった。
トップのフェルスタッペンは一人旅状態だったが、終盤が近づくとペースが落ちてくる。2番手ノリスがペースを上げて詰め、残り10周で両者の差は3秒まで縮まった。アンダーステアでフェルスタッペンが苦しんでいることもあり、ノリスは残り5周で1.5秒まで迫る。だがフェルスタッペンもペースを上げ、DRS圏内には近づけない状況が続いた。
結局フェルスタッペンが63周目のフィニッシュまで逃げ切りに成功し、今季5勝目をマーク。0.7秒差で2位ノリス、3位ルクレールまでが表彰台となった。
4位ピアストリ、5位サインツ、6位ハミルトン、7位ラッセル、8位ペレス、9位ストロールと続く。
角田は10位で今季4度目の入賞。上位5チームが誰もリタイアしない中でトップ10に食い込み、虎の子の1ポイントを手にしている。
第7戦エミリア・ロマーニャGP・決勝結果
1/マックス・フェルスタッペン/レッドブル
2/ランド・ノリス/マクラーレン
3/チャールズ・ルクレール/フェラーリ
4/オスカー・ピアストリ/マクラーレン
5/カルロス・サインツ/フェラーリ
6/ルイス・ハミルトン/メルセデス
7/ジョージ・ラッセル/メルセデス
8/セルジオ・ペレス/レッドブル
9/ランス・ストロール/アストンマーティン
10/角田裕毅/RB
11/ニコ・ヒュルケンベルグ/ハース
12/ケビン・マグヌッセン/ハース
13/ダニエル・リカルド/RB
14/エステバン・オコン/アルピーヌ
15/チョウ・グァンユ/キックザウバー
16/ピエール・ガスリー/アルピーヌ
17/ローガン・サージェント/ウィリアムズ
18/バルテリ・ボッタス/キックザウバー
19/フェルナンド・アロンソ/アストンマーティン
-/アレクサンダー・アルボン/ウィリアムズ
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チーム・ドライバー
日程・番組表
レース | フリー走行・予選 | 決勝 | |
---|---|---|---|
第1戦 | バーレーンGP | 2月29日(木) ~3月1日(金) | 3月2日(土) |
第2戦 | サウジアラビアGP | 3月7日(木) ~8日(金) | 3月9日(土) |
第3戦 | オーストラリアGP | 3月22日(金) ~ 3月23日(土) | 3月24日(日) |
第4戦 | 日本GP | 4月5日(金) ~ 6日(土) | 4月7日(日) |
第5戦 | 中国GP | 4月19日(金) ~ 20日(土) | 4月21日(日) |
第6戦 | マイアミGP | 5月3日(金) ~ 4日(土) | 5月5日(日) |
第7戦 | エミリア・ロマーニャGP | 5月17日(金) ~ 18日(土) | 5月19日(日) |
第8戦 | モナコGP | 5月24日(金) ~ 25日(土) | 5月26日(日) |
第9戦 | カナダGP | 6月7日(金) ~ 8日(土) | 6月9日(日) |
第10戦 | スペインGP | 6月21日(金) ~ 22日(土) | 6月23日(日) |
第11戦 | オーストリアGP | 6月28日(金) ~ 29日(土) | 6月30日(日) |
第12戦 | イギリスGP | 7月5日(金) ~ 6日(土) | 7月7日(日) |
第13戦 | ハンガリーGP | 7月19日(金) ~ 20日(土) | 7月21日(日) |
第14戦 | ベルギーGP | 7月26日(金) ~ 27日(土) | 7月28日(日) |
第15戦 | オランダGP | 8月23日(金) ~ 24日(土) | 8月25日(日) |
第16戦 | イタリアGP | 8月30日(金) ~ 31日(土) | 9月1日(日) |
第17戦 | アゼルバイジャンGP | 9月13日(金) ~ 14日(土) | 9月15日(日) |
第18戦 | シンガポールGP | 9月20日(金) ~ 21日(土) | 9月22日(日) |
第19戦 | アメリカGP | 10月18日(金) ~ 19日(土) | 10月20日(日) |
第20戦 | メキシコGP | 10月25日(金) ~ 26日(土) | 10月27日(日) |
第21戦 | サンパウロGP | 11月1日(金) ~ 2日(土) | 11月3日(日) |
第22戦 | ラスベガスGP | 11月21日(木) ~ 22日(金) | 11月23日(土) |
第23戦 | カタールGP | 11月29日(金) ~ 30日(土) | 12月1日(日) |
第24戦 | アブダビGP | 12月6日(金) ~ 7日(土) | 12月8日(日) |