7度の王者ハミルトンが新たに2年契約を締結！メルセデスと2023シーズンまで契約延長｜F1

ルイス・ハミルトンが2023年までメルセデスに留まることとなった。

現地時間3日、メルセデスはハミルトンとの契約を2年延長し、2023年までレギュラードライバーを務めると公表した。

ハミルトンはチームの公式メディアを通じて「この素晴らしいチームと協力し、9年近く経ったとは信じられないね。これからさらに2年間、パートナーシップを継続できることを嬉しく思う」とのメッセージを発している。

2021年の開幕前は契約更新まで時間を要し、2021年2月8日にようやく1年契約を結んだハミルトン。だが2022年から2年間のシートは、それから半年足らずで決定する運びとなった。

1985年生まれ、現在36歳のハミルトンは2007年にマクラーレンからF1デビュー。初年度から4勝をマークしてタイトル争い（年間総合2位）を演じると、2008年には5勝を記録し、デビュー2年目でワールドチャンピオンの座に輝いた。

2013年からはメルセデスに籍を移し、現行のパワーユニットとなった2014年からはメルセデスの黄金時代をけん引。2014年、2015年、2017年、2018年、2019年、2020年と直近7シーズン中6度頂点に立ち、7度のドライバーズチャンピオンとなった。2021シーズンもここまで3勝をマーク。キャリア98勝と史上最多勝記録を更新し続けている。

なお、メルセデスはハミルトンと来季からの2シーズン契約を締結した一方、もう一つのシートは現時点で未定。バルテリ・ボッタスが契約延長となるのか、それともウィリアムズで存在感を示しているメルセデスのジュニア・ドライバー・プログラム出身、ジョージ・ラッセルの加入となるのか。今後もその動向が注目される。

関連記事