【DAZNダイアリー】レーシングドライバーの松下信治に迫った独占インタビュー。新チームで「タイトルを獲りたい」｜FIA-F2選手権｜MPモータースポーツ

全世界で猛威を振るっている新型コロナウイルス。スポーツ界への影響も計り知れないものがあり、モータースポーツも中止や延期を余儀なくされている。F1グランプリのみならず、FIA-F2、FIA-F3選手権も現時点でシーズン開幕の目処が立っていない。

そんな中、MPモータースポーツからFIA-F2選手権の2020年シーズンに参戦する松下信治がイタリアから一時帰国。DAZNダイアリーのショートドキュメンタリー番組『A day in the life』に出演し、帰国理由や新チームでの目標などを包み隠さずに語っている。

「今、自分ができるベストが何か。トレーニングしたり、スポンサー活動したり、そういう時間を日本でならまだ有効に作れると思いました」

松下が帰国したのは日本で緊急事態宣言が出される前。とはいえ東京都がとりわけ夜間の外出自粛要請を出すなど、国内から“日常”が消えていた事実に変わりはない。そうした厳しい状況下で、松下はいかに日々のトレーニングを積んできたのか。

「友人のジムを使わせてもらい、なんとかしている状況です。プライベートな空間を提供してもらえたのはすごくありがたい。やはりプロなので、ぼーっとしているわけにはいきません。レースが始まる時にベストパフォーマンスを出せるようにしたいです。もちろん、自分が感染しないことが一番大事」

前記したようにシーズン開幕の目処は立っていないが、新たに加入したMPモータースポーツについて、松下は「昨年は下位でしたが、中身が変わって新チームという感じです。正しい選択をすれば、ちゃんと開幕戦を戦えた」と手応えを掴んでいるようだ。

その新チーム「MPでタイトルを」と誓う松下のトレーニング模様も収録された『A day in the life』を是非チェックしてみてほしい。※同番組の配信は6月5日まで。

■松下信治／Nobuharu MATSUSHITA

1993年10月13日、埼玉県生まれ。2010年代初期にフォーミュラシリーズの下位カテゴリーでデビュー。その後、F1直下のカテゴリーであるGP2シリーズ（17年から名称がF2に）にステップアップし、15年のハンガリーGPで初優勝、16年、17年のモナコGP制覇などの快挙を成し遂げた。1年間のブランクを経て、カーリンから再びF2参戦を果たした19年シーズンは2勝を記録。20年、MPモータースポーツに移籍した。

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