F1公式による第2戦パワーランキングが発表！角田裕毅は第2戦ランク外＆2戦合計でも11位以下に転落｜F1

2021年の第2戦エミリア・ロマーニャGPの結果を受け、『Formula1』は現地時間21日、新たな各ドライバーのパワーランキングを発表した。

パワーランキングは第2戦のみの評価、そして1戦と2戦を統合した2つのランキングが発表されている。

エミリア・ロマーニャGPで3位表彰台のランド・ノリスが第2戦のパワーランキングトップ評価。寸評では「P2で迎えた終盤にはルイス・ハミルトンの猛追を防ぎきれなかったが、それは恥ずべきことではなかった。むしろ、ソフトタイヤでロングランしたそのマネージメントぶりは見事なものだった」と伝えている。

2番手は第2戦優勝のマックス・フェルスタッペンとなり、3番手評価はシャルル・ルクレール。

4番手評価はルイス・ハミルトン。王者はイモラであわやリタイアのコースオフがあり、そこから巻き返して2位となったが、この内容から4番手となった模様。「危うくトサの壁にぶつかるところだった。結果的に直後のバルテリ・ボッタス＆ジョージ・ラッセルのクラッシュに救われた。それはハミルトンに恩恵をもたらすことになったが、9番手の再スタートからP2まで順位を上げたのは、単純にハミルトンの腕によるところが大きい」とのこと。

第2戦のみのパワーランキングは以下のとおり。

第2戦エミリア・ロマーニャGPパワーランキング
1位（9.3）：ランド・ノリス／マクラーレン｜第2戦3位
2位（9.0）：マックス・フェルスタッペン／レッドブル｜第2戦優勝
3位（8.3）：シャルル・ルクレール／フェラーリ｜第2戦4位
4位（8.0）：ルイス・ハミルトン／メルセデス｜第2戦2位
5位（7.5）：カルロス・サインツ／フェラーリ｜第2戦5位
6位（7.3）：ランス・ストロール／アストンマーティン｜第2戦8位
7位（7.2）：エステバン・オコン／アルピーヌ｜第2戦9位
8位（7.0）：ピエール・ガスリー／アルファタウリ｜第2戦7位
9位（6.8）：ジョージ・ラッセル／ウィリアムズ｜第2戦リタイア
9位（6.8）：キミ・ライコネン／アルファロメオ｜第2戦13位

バーレーンGPでランキング5位（8.2）だった角田裕毅は、第2戦でランク外（11位以下）の評価となった。

この結果を受け、2戦統合した総合のパワーランキング10位までは以下のとおり。

2021年パワーランキング（第2戦終了時点）｜※第1戦の評点と順位変動
1位（9.3）：ランド・ノリス／マクラーレン｜※9.2（↑2）
2位（9.2）：マックス・フェルスタッペン／レッドブル｜※9.3（－）
3位（9.0）：ルイス・ハミルトン／メルセデス｜※10.0（↓2）
4位（8.6）：シャルル・ルクレール／フェラーリ｜※8.8（－）
5位（7.7）：カルロス・サインツ／フェラーリ｜※7.8（↑1）
6位（7.3）：ジョージ・ラッセル／ウィリアムズ｜7.8（－）
7位（7.1）：ランス・ストロール／アストンマーティン｜NEW
8位（7.0）：キミ・ライコネン／アルファロメオ｜NEW
9位（6.8）：エステバン・オコン／アルピーヌ｜NEW
10位（6.8）：アントニオ・ジョビナッツィ／アルファロメオ｜NEW

第1戦で5位（8.2）の角田裕毅は、2戦合計の順位で一気にランク外（6.7以下）へと落ちた。ランキングで11位以下の数字は公表されていないが、計算上では第2戦における角田の評価点は、5.3以下だったことになる。

このランキングは各グランプリの成績により、変動していくことになる。角田裕毅は第3戦ポルトガルGPで再びリーダーボードのトップ10に名を連ねることができるのか、デビュー3戦目での巻き返しが期待される。