レッドブルが2021年のレギュラードライバーに、セルジオ・ペレスを起用すると発表した。
1990年生まれ、現在30歳のペレスは2011年にザウバーからF1デビュー。母国の財閥テルメックスによる手厚いバックアップもあり、その後マクラーレン（2013年）、フォース・インディア（2014年～2018年）と渡り歩いた。同チームの破産に伴い、2018年途中からレーシング・ポイントへとチーム名が変わり、現在に至っている。
2020年、第16戦サクヒールGPではキャリア190戦目にして念願のF1初優勝を果たしたペレス。レーシング・ポイントは来季よりアストンマーティンへの名称変更が決まっており、セバスチャン・ベッテル＆ランス・ストロール体制で臨むことが確定していた。
レーシング・ポイントからの離脱が決まっていたペレスだったが、レッドブルと水面下で交渉を行い、2021年のシートを獲得。これで2021年、レッドブルはマックス・フェルスタッペン、ペレスのラインナップで挑むことになった。なお、アレクサンダー・アルボンはリザーブドライバーに降格となることも併せて発表されている。
チーム代表のクリスチャン・ホーナー氏はレッドブル・レーシングの公式メディアを通じて「アレックスはチームの大切なメンバーだし、我々はこの決定について長い間懸命に考えた。時間をかけて、すべてのデータとパフォーマンスを評価した結果、セルジオは2021年にマックスとパートナーを組むのにふさわしいドライバーであると判断した」とペレス採用の理由について説明している。
レッドブルにパワーユニットを供給しているホンダは、2021年シーズンをもってF1活動を終えると公表済み。そんな中、実力者のメキシコ人ドライバーはレッドブルでさらなる躍進を見せることができるのか、注目が集まる。
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チーム・ドライバー
日程・番組表
| レース | フリー走行・予選 | 決勝 | |
|---|---|---|---|
| 第1戦 | オーストリアGP | 7月3日（金） ～ 4日（土） | 7月5日（日） |
| 第2戦 | シュタイアーマルクGP | 7月10日（金） ～11日（土） | 7月12日（日） |
| 第3戦 | ハンガリーGP | 7月17日（金） ～18日（土） | 7月19日（日） |
| 第4戦 | イギリスGP | 7月31日（金） ～ 8月1日（土） | 8月2日（日） |
| 第5戦 | 70周年記念GP | 8月7日（金） ～ 8日（土） | 8月9日（日） |
| 第6戦 | スペインGP | 8月14日（金） ～15日（土） | 8月16日（日） |
| 第7戦 | ベルギーGP | 8月28日（金） ～29日（土） | 8月30日（日） |
| 第8戦 | イタリアGP | 9月4日（金） ～ 5日（土） | 9月6日（日） |
| 第9戦 | トスカーナ・フェラーリ1000GP | 9月11日（金） ～12日（土） | 9月13日（日） |
| 第10戦 | ロシアGP | 9月25日（金） ～ 26日（土） | 9月27日（日） |
| 第11戦 | アイフェルGP | 10月9日（金） ～ 10日（土） | 10月11日（日） |
| 第12戦 | ポルトガルGP | 10月23日（金） ～24日（土） | 10月25日（日） |
| 第13戦 | エミリア・ロマーニャGP | 10月31日（土） | 11月1日（日） |
| 第14戦 | トルコGP | 11月13日（金） ～ 14日（土） | 11月15日（日） |
| 第15戦 | バーレーンGP | 11月27日（金） ～ 28日（土） | 11月29日（日） |
| 第16戦 | サクヒールGP | 12月4日（金） ～5日（土） | 12月6日（日） |
| 第17戦 | アブダビGP | 12月11日（金） ～ 12日（土） | 12月13日（日） |