「WEDNESDAY F1 TIME#17」に角田裕毅が出演…2度のペナルティを受けた第9戦オーストリアGPについて言及｜F1

アルファタウリの角田裕毅が、第9戦オーストリアGPについて回顧している。

『DAZN』のオフィシャルアンバサダーを務めるアルファタウリの角田裕毅が「WEDNESDAY F1 TIME #17」に動画インタビューで出演した。

角田はオーストリアGPで決勝12位フィニッシュ。レース中には2度のピットインで2度ともホワイトラインをまたいだとして、2度の5秒加算ペナルティを科された。

第8戦、第9戦と続いたオーストリア2連戦について角田は「最後のホワイトライン以外は良かったと思います」と振り返っている。

「アンダーカット、オーバーカットを意識しすぎて。あそこで順位が大きく変わるので、もう少し安全にいっておけば良かった」

「チームメートと比べると、ピエール（ガスリー）よりタイヤをセーブしていて。タイヤのエネルギー的にも僕のほうが少なかったんですが、結果的にタイヤの減りを見ると僕のほうが多いか、変わらないかぐらいだったので。そこはなんでだったのか、タイヤのセットアップ面で（いいセッティングを）見つけないといけない。そこは改善点です」

チーム代表のフランツ・トスト氏も「ホワイトラインをオーバーしてしまったが、今後は二度と同じペナルティを犯さないと信じている」と番組に対してフォローのメッセージを寄せている。

「ユウキはよくやっているよ。ドライバーがF1を理解するのは、3年は必要だ。近年のF1はとても複雑だからね」

スプリントレースが初めて導入となる第10戦イギリスGPに向け、角田は「まずは練習走行が1回しかないので、キツいシチュエーションになるだろうなと。セットアップもFP1で決めたらそれ以降は変えないので」と語っている。

「スプリントレースは十数周しかないですし。みんなスタートからアグレッシブに来ると思うので。そこに向けて準備したい」

第10戦イギリスGPは7月16日～18日にかけて行われる。

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