「WEDNESDAY F1 TIME#8」で角田裕毅がスペインGPを回顧「焦らず一歩ずつ進んでいきたい」｜F1

アルファタウリの角田裕毅が、第4戦スペインGPのリタイアについて振り返っている。

『DAZN』のオフィシャルアンバサダーを務めるアルファタウリの角田裕毅が「WEDNESDAY F1 TIME #8」に動画インタビューで出演した。

第4戦スペインGPの予選Q1ではまさかの16番手、0.007秒差でQ2進出とはならず。角田はQ1アタックの途中にコントロールミスをしてしまい、トラック外にマシンが出てタイムを落としていた。

角田本人はQ1敗退に無線で攻撃的な言葉を口にしたとされるが、チーム代表のフランツ・トスト氏も同番組内において「ユウキはQ2に進めるタイムを出せると思っていたから、フラストレーションが溜まっていたのかもしれないね。無線で感情的になるのは良くない」とアドバイスしたと明かしている。

決勝では16番手からスタートするも、7周目のターン10で突如マシンがストップ。角田はF1デビュー4戦目で初のリタイアを喫することとなった。角田は次のように語り、無念の決勝レースを回顧した。

「ターン10でブレーキした瞬間、リアのロックが出て。エンジンがスイッチオフになりました。ギアが入らない状況になって、しっかり調査する必要がある思います」

また、代表のトスト氏も「マシントラブルでのリタイアは本当に災難だった。決勝のペースは良かったからこそとてもショックだった。この結果には申し訳なく思っている。ユウキには謝ったよ」と、突発的なトラブルを悔やんだ。

角田本人は「チームの支えもあってレースには意気込んでいたんですけど、自分の課題だったり反省点もすごくあったので。こういう時だからこそ前を向いて、焦らず一歩ずつ進んでいきたい」と今後に向けて意気込みを示している。