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【第6節プレビュー】カンファレンス首位を争う大一番!中島イシレリ擁する神戸製鋼と福岡堅樹擁するパナソニックが激突|トップリーグ

戸塚啓
【第6節プレビュー】カンファレンス首位を争う大一番!中島イシレリ擁する神戸製鋼と福岡堅樹擁するパナソニックが激突|トップリーグ時事通信
【ラグビー プレビュー】4月4日にトップリーグ第6節の神戸製鋼コベルコスティーラーズ対パナソニックワイルドナイツが、神戸総合運動公園ユニバー記念競技場で行われる。
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トップリーグのカンファレンス戦も残り2試合となり、4月3、4日の第6節ではレッドカンファレンスで5連勝同士の直接対決が実現する。18-19年シーズンのリーグ覇者である神戸製鋼コベルコスティーラーズと、過去4度の優勝を誇るパナソニックワイルドナイツが激突するのだ。

どちらも豊富なタレントを誇る。神戸は19年W杯日本代表のPR中島イシレリ、CTBラファエレティモシー、CTBアタアタ・モエアキオラ、FB山中亮平に加え、ともにニュージーランド代表のLOブロディ・レタリックがFW陣を、ユーティリティバックスのベン・スミスがバックス陣を引き締めている。

SH日和佐篤も、11年と15年のW杯日本代表だ。また、SOヘイデン・パーカーはリーグ3位の得点を記録している。3節までに9トライをあげていたナエアタルイが、規律違反で4節から7節まで出場停止となっているが、戦力の不足は感じさせない。

前節はヤマハを53対22で下した。カンファレンス内では神戸とパナソニックを追いかける立場の難敵を、危なげなく退けた。

共同キャプテンの日和佐篤は「自分たちのスタイルを貫いて、相手のスペースへボールを運んでいいゲームができた」と振り返った。パナソニックとの一戦については、「強いセットピースを持つヤマハにしっかりプレッシャーを与えられたのは自信になるし、そのなかで空いているスペースを見つけてボールを運べたのも自信になる。僕自身は(18年に)神戸に来てから初めて対戦するので、すごく楽しみにしています」と話した。

同じくパナソニックの印象を聞かれたデーブ・ディロンHC(ヘッドコーチ)は、「間違いなく強いチーム。いいコーチングをされているし、選手のクオリティも高い」と分析した。

パナソニックの陣容も、神戸に劣らずに豪華だ。19年W杯日本代表は、HOで主将の坂手淳史、PR稲垣啓太、PRヴァルアサエリ愛、HO堀江翔太、SO松田力也、WTB福岡堅樹の6人を数える。外国籍選手ではイングランド代表LOジョージ・クルーズ、ウェールズ代表CTBハドレー・パークスが、19年W杯に出場している。

前節はNECに62対5で快勝した。今シーズン終了までパナソニックでプレーすることになった福岡堅樹が、今季初のハットトリックを達成するなど、シーズン最多得点をマークした。

攻撃力も豊かだが、チームの強みはディフェンスである。ここまで5試合を、わずか44失点で乗り切っている。パナソニックに続くのはともに72失点のサントリーとクボタで、神戸は96失点だから、ロビー・ディーンズHCが率いるこのチームの守備力はリーグ屈指と言っていい。神戸の攻撃力をパナソニックがどのように封じるのか、という視点に立って観るのも面白いだろう。

両チームの対戦は17年以来となる。神戸が優勝した18-19シーズンは、カンファレンスが別々だったこともあって対戦がなかった。W杯後の19-20シーズンは、ともに6連勝と強さを見せつけていたものの、新型コロナウイルスの感染拡大で対戦がないままリーグ戦が中止された。

この試合に勝利したチームは、カンファレンス首位でのプレーオフトーナメント進出に近づく。見逃せないビッグマッチは、4月4日の14時にキックオフされる。

文・戸塚啓(とつか・けい)

1968年生まれ。『サッカーダイジェスト』編集部を経て1998年秋よりフリーに転身。サッカー日本代表の国際AマッチとJリーグを中心に取材しつつ、フィジカルトレーニング、ラグビー、ランニングなどに関連した取材と執筆も行っている。サッカーW杯は98年より6大会連続で、アジアカップ、ユーロ、コパ・アメリカなども取材。ラグビーW杯は19年大会を取材。『日本サッカー代表監督総論』(双葉社)など著書多数。

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