第45回東京2歳優駿牝馬（SI）有力・注目出走馬 ｜ 枠順 ｜ 日程・発走時間 ｜ 中継・放送予定 | 競馬

東京2歳優駿牝馬

1977年に創設された大井競馬場のSI重賞。年末に大井で3日連続開催される重賞の第3弾で、若き2歳牝馬がマイルで世代の頂点を争う。来年の牝馬クラシック戦線を占う一戦でもあり、昨年は森泰斗騎手が騎乗したケラススヴィア（浦和・小久保智）が優勝。ケラススヴィアはその後に浦和の桜花賞、大井の東京プリンセス賞の牝馬2冠を達成した。

日程・概要・出走資格

• 第45回東京2歳優駿牝馬（SI）
• 12月31日（金）
• 大井競馬場 10レース 16:30発走
• 1600メートル（ダート・右）
• サラ系 2歳牝 定量

有力・注目出走馬（性齢、騎手）

ロマンスロード（牝2、和田譲治）通算4戦4勝

出走馬中唯一の無敗馬であるロマンスロードがデビュー5連勝で2歳女王を目指す。大井の1200メートル戦で連勝すると、1ハロン延長した3走目もクリア。前走はさらに1ハロン延長してマイルに挑戦した中でも2着馬に2馬身差をつけて快勝した。4走はすべて逃げ切りで、抜群のスピードが持ち味。ここも地の利を活かして圧巻の逃走劇を見せるか。

レディーアーサー（牝2、笹川翼）通算6戦3勝

ホッカイドウ競馬から参戦するレディーアーサーは3走前の門別・イノセントカップ（1200メートル）で、のちに兵庫ジュニアグランプリと全日本２歳優駿で3着に入ったプライルードに1馬身差で勝利。前々走のエーデルワイス賞（JpnIII、門別・1200メートル）は6着に敗れたものの、勝ち馬からは0.3秒差と大きく負けていない。前走、盛岡のプリンセスカップ（1400メートル）は遠征を克服して勝ちきっており、初のマイル戦でも好勝負必至だろう。

スティールルージュ（牝2、桑村真明）通算8戦4勝

同じくホッカイドウ競馬からスティールルージュも2歳女王を狙う。エーデルワイス賞7着から2ハロン延長で臨んだ前走のローレル賞（SII、川崎・1600メートル）では2番手から追ってしぶとい伸びをみせて、2着プラチナプライドにハナ差勝ち。南関東への輸送も経験しており、もちろんここでも侮れない存在だ。

プラチナプライド（牝2、御神本訓史）通算3戦2勝

そのローレル賞で惜敗したプラチナプライドも圏内だろう。夏に船橋で7馬身差の圧勝デビューを飾ると、1500メートルに距離を延ばした2走目も3馬身差の逃げ切り。ローレル賞では好位から進め、上がり最速の脚でスティールルージュに詰め寄った。新味を出した中で、鞍上もここまでの全3戦で手綱を取ってきた御神本訓史騎手。決め手を発揮して一気の戴冠も。

ヒストリックノヴァ（牝2、矢野貴之）通算5戦1勝

中央デビューのヒストリックノヴァも一発の可能性を秘める。9月の中山ダート1200メートルでの未勝利戦では、2番手から上がり最速の脚を繰り出して2着馬に7馬身差をつける圧巻のパフォーマンスを披露。エーデルワイス賞2着後に南関東入りすると、移籍緒戦の前走・兵庫ジュニアグランプリ（JpnII、園田・1400メートル）では6着に敗れたが、本来の先行策が取れずに厳しくなった印象。距離延長に対応すれば地元で巻き返しがあっても驚けない。

枠順

枠番・馬番・馬名・重量（性齢、騎手、厩舎）

1-1 スティールルージュ 54 (牝2、桑村真明、北海道・角川秀樹)
1-2 ピンクプラム 54 (牝2、藤本現暉、船橋・渋谷信博)
2-3 ラインブレイカー 54 (牝2、今野忠成、大井・荒山勝徳)
2-4 ラブラブパイロ 54 (牝2、西啓太、大井・荒井朋弘)
3-5 ロマンスロード 54 (牝2、和田譲治、大井・的場直之)
3-6 ヒストリックノヴァ 54 (牝2、矢野貴之、大井・渡辺和雄)
4-7 ギンガレールウェイ 54 (牝2、張田昂、船橋・山田信大)
4-8 クールフォルテ 54 (牝2、山崎誠士、大井・福田真広)
5-9 レディオガガ 54 (牝2、森泰斗、川崎・高月賢一)
5-10 プラチナプライド 54 (牝2、御神本訓史、船橋・佐藤裕太)
6-11 スピーディキック 54 (牝2、本橋孝太、浦和・藤原智行)
6-12 マリンカカリンカ 54 (牝2、澤田龍哉、船橋・坂本昇)
7-13 レディーアーサー 54 (牝2、笹川翼、北海道・田中淳司)
7-14 グラーツィア 54 (牝2、左海誠二、船橋・米谷康秀)
8-15 ドレンチェリー 54 (牝2、達城龍次、大井・立花伸)
8-16 コーミズアムール 54 (牝2、岡村健司、大井・米田英世)

※発走時刻、出走馬、重量、騎手、枠順、成績など当ページ情報は、主催者発表のものと照合してください。