第66回羽田盃（SI）有力・注目出走馬 ｜ 枠順 ｜ 日程・発走時間 ｜ 中継・放送予定 | 競馬

羽田盃

南関東3歳クラシック三冠レースの第1冠となるSI競走。大井のダート1800メートルで施行される。創設当初の名称は大井盃だったが、1964年より現名称に変更。上位5着までの馬に3歳クラシック三冠レースの第2冠である東京ダービーの優先出走権が与えられ、優勝馬には三冠のラストレースであるジャパンダートダービーの優先出走権も付与される。昨年は山崎誠士騎手が騎乗したゴールドホイヤー（川崎・岩本洋）が優勝した。

日程・概要・出走資格

• 第66回羽田盃（SI）
• 4月29日（木）
• 大井競馬場 11レース 20:10発走
• 1800メートル（ダート・右）
• サラ系 3歳 定量

有力・注目出走馬（性齢、騎手）

アランバローズ（牡3、左海誠二）通算6戦5勝

昨年の全日本2歳優駿（JpnI、川崎・ダ1600メートル）を圧勝したアランバローズが巻き返しを期す一戦を迎える。

船橋でのダート1000メートルでのデビュー戦から少しずつ距離を延ばし、昨年12月16日の全日本2歳優駿で2番人気に。11番枠から絶好のスタートで先頭に立つと、直線でも後続をまったく寄せ付けず、2着ランリョウオーに5馬身差をつけてJpnI制覇を果たした。

しかし、今年初戦となった前走の京浜盃（ＳII、大井・ダ1700メートル）はスタートひと息で後方からの競馬を強いられると、直線でも良いところなく9着に敗れた。今回は、前走でモマれ弱さを見せただけにスタート、さらに延びる距離への対応が鍵に。とはいえ、ポテンシャルは証明済みだけに、巻き返すシーンがあっても驚きはないだろう。

ランリョウオー（牡3、的場文男）通算9戦5勝

全9戦中8連対のランリョウオーも実績上位だ。3走前の全日本2歳優駿では、6番人気ながら前前の競馬でアランバローズの2着に好走。前々走の雲取賞（ＳIII、大井・ダ1800メートル）では、2着トランセンデンスに3馬身差をつけて重賞初勝利を飾った。

前走の京浜盃では直線伸びきれず5着に敗れたが、大井のダート1800メートルは雲取賞勝ちを含む2戦2勝と条件は良い。初コンビとなる大井の帝王・的場文男騎手を背に、舞台相性を味方につけて戴冠を狙う。

チサット（牡3、和田譲治）通算12戦5勝

京浜盃を制したチサットが勢いそのままにクラシック1冠目を狙う。門別デビューから大井に移籍すると、2連勝で前走の京浜盃へ。中団から直線で鋭い決め手を発揮し、2着イグナイターに1＋1/4馬身差をつけて快勝した。

大井で3走連続で上がり最速の脚を繰り出しているように決め手は上位。和田譲治騎手とは初コンビとなるが、好位からでも前走のように中団からでもレースができる脚質と自在性は魅力だ。

イグナイター（牡3、矢野貴之）通算3戦1勝

中央競馬（JRA）から大井に移籍したイグナイターも侮れない一頭だ。昨年11月の東京での新馬戦（ダート1600メートル）では2着に7馬身差をつけて大勝。しかし、今年1月の小倉での1勝クラス（ダート1700メートル）では7着に敗れた。

そして転厩初戦となった前走は京浜盃に出走。先行馬が崩れた中で3角先頭の積極策から最後まで踏ん張り、2着に粘った。前走からの100メートル延長はポイントになりそうだが、引き続き矢野貴之騎手が手綱を取ることは後押しになるだろう。

マカベウス（牡3、本田正重）通算6戦3勝

重賞ウイナーのマカベウスも虎視眈々とタイトルを狙う。デビュー2連勝で臨んだ昨年9月のゴールドジュニア（ＳIII、大井・ダ1400メートル）でアランバローズの2着となると、10月の平和賞（ＳIII、船橋・ダ1600メートル）で2着ジョーロノに1＋1/2馬身差をつけて差し切り勝ちした。

前々走のハイセイコー記念5着後に出走した前走の京浜盃では6番人気ながら3着に。約4カ月ぶりの休み明けを考えればレース内容も及第点以上と言えるだろう。叩き2戦目と距離延長がプラスになれば、さらなる上昇があってもおかしくない。

枠順

枠番・馬番・馬名・重量（性齢、騎手、厩舎）

1-1 ブライトフラッグ 56 （牡3、本橋孝太、大井・藤田輝信）
2-2 トーセンブライアン 56 （牡3、張田昂、船橋・張田京）
2-3 フォルメッシ 56 （牡3、藤田凌、大井・市村誠）
3-4 アランバローズ 56 （牡3、左海誠二、船橋・林正人）
3-5 ランリョウオー 56 （牡3、的場文男、浦和・小久保智）
4-6 ノットリグレット 56 （牡3、石崎駿、船橋・川島正一）
4-7 トゥースパークル 56 （牡3、今野忠成、大井・藤田輝信）
5-8 イグナイター 56 （牡3、矢野貴之、大井・福永敏）
5-9 トーセンダーウィン 56 （牡3、藤本現暉、大井・高野毅）
6-10 トランセンデンス 56 （牡3、森泰斗、浦和・小久保智）
6-11 チサット 56 （牡3、和田譲治、大井・佐宗応和）
7-12 マカベウス 56 （牡3、本田正重、船橋・米谷康秀）
7-13 セイカメテオポリス 56 （牡3、御神本訓史、大井・渡辺和雄）
8-14 タブラオ 56 （牡3、真島大輔、大井・荒山勝徳）
8-15 ミラコロカナーレ 56 （牡3、山崎誠士、大井・福永敏）

※発走時刻、出走馬、重量、騎手、枠順、成績など当ページ情報は、主催者発表のものと照合してください。

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