急速に成長を遂げる総合格闘技団体、プロフェッショナル・ファイターズ・リーグ（PFL）は、ボクシング女子スーパーミドル級世界王者サバンナ・マーシャルとの契約締結を発表した。
マーシャルはその実績から、世界最高峰の女性格闘家と評価されている。2022年10月に行われたクラレッサ・シールズ戦は視聴者200万人を超え、女性のプロボクシング試合としては史上最高の視聴数を記録した。
今後、マーシャルはPFLでMMAキャリアを開始することになる。2度オリンピック柔道金メダリストに輝いたケイラ・ハリソンやクラレッサ・シールズ、PFL世界王者のラリッサ・パシェコ、そして先日参戦が報じられた女子ボクシング7階級王者のアマンダ・セラノといった世界最強の女性格闘家がひしめく中に身を投じる。
各女性ファイターたちは、PFLが誇る新プロジェクト「PFLW」の基盤を築く。PFLWはPFLが掲げる「選手最優先の実力主義」を引き継ぎつつ、女性格闘技に焦点を当てる。
PFLのCEOを務めるピーター・マーレイは以下のようにコメントした。「2度ボクシング世界王者に輝いたサバンナ・マーシャルをPFLに迎えたいと思う。この度のPFLWの公式スタートとともに、サバンナ・マーシャルの加入は、我々が誇る世界最強の女性ファイター陣を一層充実させることとなる」
さらに「PFLWは全ての女性アスリートのエンパワーメントと平等にコミットし、女性がPFLのMMAチャンピオンとなるための専用プラットフォームを提供する」と付け加えた。
サバンナ・マーシャルは次のようにコメントしている。「PFLでMMAの道を歩むことを心から楽しみにしている。世界最高峰の女性格闘家たちの一員となり、PFLWを通じて女性スポーツの地位向上に寄与することができることを誇りに思う」
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