東京ヤクルトスワローズの青木宣親外野手が、自身の打撃フォームについてDAZNの『野球トレンド研究所』で語った。
2004年に早稲田大学からヤクルトに入団した青木は、ルーキーイヤーから中心選手として新人王を獲得。その後もベストナイン、ゴールデングラブ賞、さらには首位打者、盗塁王、最高出塁率、最多安打など様々な打撃タイトルを獲得した。
2012年にはポスティングシステムを行使してメジャーに挑戦。ミルウォーキー・ブルワーズに加入し、シアトル・マリナーズ、トロント・ブルージェイズなどで6年間プレーした。
2018年からは再びNPBに復帰し、チームの野手最年長となった現在も打棒は健在。チームを支えるベテランとして活躍している。
そんな青木が、ユーチューバーのトクサンとライパチから様々な質問を受け、本音で語った。まずは日米の違いについて。青木自身が感じた野球とベースボールの違いは『間』だった。
「日本に戻ってきてタイミングの取り方は変えました。日本の野球は間があるスポーツ。アメリカは簡単に言えば間がない」
そういった変化に対応するためにバッティングフォームも変化してきた。特にトップハンドの使い方は「めちゃくちゃ重要」で、構えたときの左手が巻く癖を解消するために試行錯誤しているようだ。
「左手首が巻く癖があって、そのままバットが出ればアウトサイドからバットが出てきてしまう。これじゃ絶対にインサイドにバットが出てこない。本当はやめたい」
「だから革手袋を外したりすることがある。あれは手首を滑らせたいから。だから左手だけ多めにロージン塗っています。個人的には(左手首が)巻いていないと懐が使えていない感じがして。ただ、打つ時に手首が入ってくればインサイドからもバットが出てくる」
最後に青木は「構なんてどうてもいい。一番大事なのはトップからのスイング。タイミングさえ遅れなければどんな構えでもいい」と締めくくる。38歳を迎えてなおも第一線で結果を残し続ける青木のバッティングに注目だ。
野球トレンド研究所
配信:DAZN
配信日:毎週月曜
出演:トクサン、アニキ、ライパチ(敬称略)
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