千葉ロッテマリーンズの佐々木朗希投手がDAZNの『野球トレンド研究所』に出演し、前半戦の戦いを振り返った。
2019年ドラフトで4球団競合の末にロッテに入団した令和の怪物。1年目となった昨シーズンは「自分の出力に対して、体が1年間、耐えることができないかもしれない。体が耐えられるようにトレーニングをしてきた」とプロの環境に慣れるための体作りをしてきた。
すると今シーズンは、5月16日に行われた埼玉西武ライオンズ戦でプロ初登板を経験すると、同月27日には阪神タイガースとの一戦で自身初の甲子園のマウンドへ。5回を投げ抜き、プロ初勝利を手にした。
ここまで5試合に登板し26.1回を投げて防御率3.76とまずまずの成績を残している佐々木朗。「調子の波が大きいと、それが悪い時に全く勝てなくなる。水準を高くできれば防御率も安定してくる」と、今年は状態の波を作らないことを意識して投球を続けているようだ。
佐々木朗といえばMAX163km/hのストレートが武器。そのストレートへのこだわりについては「回転数」と語る。「回転数が上がれば、ボールがシュートしても力強く投げられる。そこを意識しています」と力強いボールを投げるために回転数が必要だとの考え方を示した。
そんな佐々木朗だが、すでに対戦する上で嫌な印象を持っているバッターがいるという。それは東京ヤクルトスワローズの村上宗隆内野手。初対戦では1ボール1ストライクから投じた真ん中低めの151km/hのストレートを完璧に捉えられ右中間スタンド中段まで運ばれた。
プロ初被弾を喫した村上について佐々木朗は「雰囲気あるなと。真ん中にいけばやばいなと感じますね。いやーもう投げたくないっす」と思わず本音がこぼれた。
野球トレンド研究所
配信:DAZN
配信日:毎週月曜
出演:トクサン、アニキ、ライパチ(敬称略)
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