阪神タイガースの飯田優也とオリックス・バファローズの小林慶祐の交換トレードが成立した。
阪神からオリックスへと移籍することになった左腕の飯田は、2018年シーズン中にソフトバンクから阪神に加入しており、自身2度目のトレードとなった。阪神に加入後は一軍で4試合に登板し、1勝0敗、防御率11.37の成績を残している。今シーズンは一軍での登板はなかった。
球団を通じて「突然のことで本当に驚いています。2年という短い期間でしたが、タイガースファンの皆様の期待に応えることができず、残念だという思いでいっぱいです」と無念の気持ちを述べ、「環境は変わりますが、これを良い機会だと考え、オリックスで活躍できるように精一杯頑張りますので、引き続き温かいご声援をよろしくお願いします」とチームが変わっても変わらぬ応援を求めている。
オリックスから阪神へ移籍する小林は4年目の中継ぎ右腕。今シーズンもここまで7試合に登板し、6.2回を投げ防御率4.05の成績を残していた。1年目の2017年には35試合に登板した実績もある。
球団を通じて、「突然のことでしたので、ただただ驚いているというのが今の率直な気持ちです。こうして今の僕があるのもバファローズのおかげですし、バファローズファンのみなさんが暖かい声援を送ってくれたことは決して忘れません。だからこそ、みなさんの期待に応えることが出来なかったことが一番の心残りですし、なによりも悔しいです」と悔しさを露わにした。
また、「ここまで育ててくれたバファローズ、自分を必要としてくれたタイガースへの恩返しは活躍することしかないと思います。ここまで応援してくれた方々の為にも、新天地で新しい“いい姿”を見せられるように頑張ります」と移籍後の活躍を誓っている。
【成績】
飯田優也(阪神→オリックス)
[2020年成績]一軍出場なし
[通算成績]101試合/4勝6敗10H/169.2回/奪三振164/防御率3.61
小林慶祐(オリックス→阪神)
[2020年成績]7試合/0勝0敗/6.2回/奪三振5/防御率4.05
[通算成績]69試合/2勝3敗5H/73.2回/奪三振77/防御率5.25
※数字は2020年8月27日終了時点
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