11月6日に行われるセ・リーグのクライマックス・シリーズ、ファーストステージの見どころを紹介。リーグ戦2位の阪神タイガースが、本拠地・甲子園で同3位の読売ジャイアンツを迎え撃つ。
阪神タイガース VS 読売ジャイアンツ
リーグ戦は77勝56敗10分で2位だった阪神が、61勝62敗20分で3位だった巨人と対戦。両チームの対戦成績は13勝9敗3分で阪神が勝ち越しているが、短期決戦で巨人が試合巧者ぶりを発揮することができるか。
阪神は初戦の先発に左腕の髙橋遥人を抜擢。今シーズンは左肩のコンディション不良で出遅れたものの、9月に1軍昇格を果たすと7試合で4勝2敗、防御率1.65を記録した。巨人戦では2試合で1勝0敗、防御率0.00、1完封と抜群の相性を誇っている。クライマックス・シリーズでもシーズン同様の投球を見せることができるか。
打線は9月、10月は打率3割越えの大山悠輔や、シーズン終盤に復調の兆しを見せた佐藤輝明の活躍に期待がかかる。
一方の巨人は、エースの菅野智之が初戦のマウンドに上がる。19試合で6勝7敗は、菅野としてはやや物足りない数字ではあるが、防御率3.19と安定していた。阪神戦では3試合で1勝1敗、防御率2.53と好投しており、このシリーズでもチームを勝利に導く投球を披露したい。
打線は2年連続で本塁打・打点の二冠に輝いた主砲の岡本和真に注目が集まるが、左脇腹に違和感を抱えており、出場が微妙な状況。丸佳浩、坂本勇人らがどこまでカバーできるかが鍵になりそうだ。
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