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目標は城島健司のような打てる捕手。1年目からレギュラー奪取を目指す松川虎生の挑戦|ドラ1の素顔

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目標は城島健司のような打てる捕手。1年目からレギュラー奪取を目指す松川虎生の挑戦|ドラ1の素顔時事通信
【プロ野球 ニュース】2021年のドラフト会議で1位指名を受けた選手たちを紹介していく『ドラ1の素顔』。第3回は千葉ロッテマリーンズへの入団が決まった松川虎生に迫る。
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2021年のドラフト会議では、唯一捕手として1位指名を受けた松川虎生。捕手としてのポテンシャルが高く、中学、高校時代にバッテリーを組み、自身は横浜DeNAベイスターズから1位指名を受けた小園健太は「肩が強い。リードでも虎生が何を出したいのかわかりますし、ここぞという場面での呼吸が合う」と全幅の信頼を寄せていた。

しかし松川の1番の魅力は、高校通算43本塁打を放った長打力だろう。中学時代に指導した川端末吉監督は、初めて松川のバッティングを見た際に「度肝を抜かれた」。「あの子をプロに行かせることが、私の使命だと思った」と、打者・松川に惚れ込んだ。

それは高校の恩師である半田真一監督も同じだった。「突出していましたね。高校3年生や大学生が中学生に混じってやっているのかというほどの強烈な印象でした」と出会った当時を振り返る。

さらに半田監督は、松川の長所は長打力だけではないという。高校通算の長打率.762ばかりに目が行きがちだが、通算で三振が「1」という松川の選球眼の良さを挙げた。

「高校レベルの投手が相手ですが、それでも無駄な球は振らない。低めのボール球をしっかり見極めるなど選球眼がよく、追い込まれてから強い。ファウルで粘って、四球やライト前ヒットを打てるところが、一番のすごい部分」

そんな松川のバッティングに大きな影響を及ぼしたのは、他の誰でもない半田監督だった。

「入学当時はじっくり見ていくタイプでした。バットを振れるし、相手投手も初球から振ってこられる方がプレッシャーになるよと話をして、ファーストストライクからアクションしていくように、1年生の時にアドバイスをしました」

松川は打撃の狙いについて「相手投手の一番速い球を意識して待っている。その中で、2ストライクに追い込まれたら、ポイントをずらしてどれだけ近づけて右方向に打てるかを意識している」とコメント。恩師の教えを受けて積極的なマインドで打席に立ち、追い込まれれば選球眼を生かした粘りの打撃に変えていることを明かした。

超高校級の打撃にロッテの三家和真スカウトも「3年後や5年後にしっかりと正捕手になって、本塁打も20本、30本と期待を持たせてくれる選手。楽しみな選手の1人」と大きな期待を寄せる。

さらにOBである里崎智也氏は、ロッテ入団が松川にとっては大きなチャンスとなるとの見方を示した。

「一番いいチームに入った。既存の捕手の選手たちも鳴かず飛ばず。レギュラーも固定されず、飛び抜けた成績を出してるわけではない選手たちが多いなか、松川にとってはチャンスがあるチーム」

松川自身も「1試合目から勝負していかないと、あっという間に過ぎていく」と危機感を口にし「チーム内で競争して、1年目からスタメンを取れるようにやりたい」とレギュラー奪取を誓う。

そんな松川の目標は、日本人捕手として初めてメジャーリーガーとなった城島健司だ。

「城島選手がすごく好き。キャッチャーとしても、打撃にしても、打てる捕手。僕も城島さんに近づけるようにと意識してやっている」

打てる捕手を目指す松川虎生の勝負の一年が始まる。

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