5月28日、各地でプロ野球セ・パ交流戦の試合が行われた。
北海道日本ハムファイターズが中日ドラゴンズを投打で圧倒し、10-1で完勝。横浜DeNAベイスターズは大和の一発などで東北楽天ゴールデンイーグルスに7-6で競り勝った。阪神タイガースは佐藤輝明が3本塁打の活躍を見せ、埼玉西武ライオンズに逆転勝利を収めた。
日本ハム対中日
北海道日本ハムファイターズは初回、渡邉諒のタイムリーで2点を先制。「これで満足することなく点を積み重ねていけるようにしたいです」と語った渡邉は3回にもタイムリーを放ち、この試合2安打3打点。4回以降も近藤健介、髙濱祐仁のタイムリーなどで得点を重ねた日本ハムは、この試合16安打10得点をマーク。
先発の伊藤大海は、大量得点に守られながらも7回4安打1失点で2勝目を手にした。降板後には「7回の失点は悔やまれますが、これを次の登板に生かしていけるようにしたいです」と振り返り、好投にも気を引き締めていた様子。
一方の中日は、先発の大野雄大が4回6失点と試合を作れず。打線も5安打1得点に終わり、投打に精彩を欠いてしまった。
| 開催日 | カード | 予告先発 | 責任投手 |
|---|---|---|---|
| 5/28(金) | 日本ハム 10-1 中日 | 伊藤 大野雄 | 勝：伊藤 敗：大野雄 |
| 5/29(土) | 日本ハム 中日 | バーヘイゲン 梅津 | 勝： 敗： |
| 5/30(日) | 日本ハム 中日 | 勝： 敗： |
楽天対DeNA
DeNAは2点を追う6回、大和の2号3ランが飛び出し逆転に成功。この一発で勢いに乗ると、7回には宮﨑敏郎のタイムリー、8回には牧秀悟の9号ソロで追加点を挙げ、楽天を突き放した。
3回のピンチを抑え、その後の逆転を呼び込んだ2番手の国吉佑樹が今シーズン初勝利。9回に登板した三嶋一輝は1失点も同点は許さず、7セーブ目をマークした。
一方の楽天は、先発の涌井秀章が痛い一発を浴びて今シーズン3敗目。降板後には「何もありません」と、淡々とコメント。打線は岡島豪郎が4安打、内田靖人が2安打3打点の活躍を見せたが、あと一歩及ばなかった。
| 開催日 | カード | 予告先発 | 責任投手 |
|---|---|---|---|
| 5/28(金) | 楽天 6-7 DeNA | 涌井 坂本 | 勝：国吉／セ：三嶋 敗：涌井 |
| 5/29(土) | 楽天 DeNA | 田中将 濱口 | 勝： 敗： |
| 5/30(日) | 楽天 DeNA | 勝： 敗： |
西武対阪神
阪神はドラフト1位ルーキー・佐藤輝明が大暴れ。2回に先制の11号ソロを放つと、6回にも12号ソロをマーク。7-7で迎えた9回には勝ち越しの13号3ランを放ち、この試合3本塁打5打点。4番の大山悠輔も、9回の同点打を含む2安打2打点と活躍し、左右の大砲が揃い踏みを見せた。
投げては5番手の齋藤友貴哉が今シーズン初勝利。最後はスアレスが締めて15セーブ目をマークした。
敗れた西武は、中盤に森友哉の6号ソロ、中村剛也の4号2ランなどで逆転に成功。2点リードの9回にはギャレットがマウンドに上がるも、あと一死というところで痛恨の逆転弾を浴びてしまった。
| 開催日 | カード | 予告先発 | 責任投手 |
|---|---|---|---|
| 5/28(金) | 西武 阪神 | 髙橋 青柳 | 勝：齋藤／セ：スアレス 敗：ギャレット |
| 5/29(土) | 西武 阪神 | 今井 伊藤将 | 勝： 敗： |
| 5/30(日) | 西武 阪神 | 勝： 敗： |
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