3月30日、セ・リーグの試合が行われた。読売ジャイアンツは2本塁打が飛び出し、東京ヤクルトスワローズに勝利。広島東洋カープは終盤に打線が繋がり、阪神タイガースに大勝を収めた。横浜DeNAベイスターズは終盤に中日ドラゴンズの猛攻に遭うも、逃げ切り2連勝。
ヤクルト対巨人
巨人は4回、ポランコの来日初本塁打と小林誠司のタイムリーで2点を先制。7回にはウィーラーにも1号ソロが飛び出し、リードを3点に広げた。先制弾のポランコは「インコースのツーシームかな、しっかりと前で打つことができた。（初アーチ）一本打つことができてうれしいし、これからも続けていけるように頑張るよ」と一発を振り返った。
先発のメルセデスは6回途中2安打無失点の好投で今シーズン初勝利。以降は小刻みな継投でヤクルトの反撃をかわし、9回は大勢が無安打無失点2奪三振に抑え、4セーブ目を挙げた。
ヤクルトは先発の石川雅規が7回途中6安打3失点と好投を見せる。しかし打線が2安打1得点と精彩を欠き、2連敗を喫している。
| 開催日 | カード | 予告先発 | 責任投手 |
|---|---|---|---|
| 3/29(火） | ヤクルト 3-5 巨人 | 奥川 戸郷 | 勝：戸郷／セ：大勢 敗：坂本 |
| 3/30(水) | ヤクルト 1-3 巨人 | 石川 メルセデス | 勝：メルセデス／セ：大勢 敗：石川 |
| 3/31(木) | ヤクルト vs 巨人 | 原 堀田 | 勝： 敗： |
広島対阪神
広島は1点を追う6回、坂倉将吾のタイムリーで同点とすると、會澤翼のタイムリーで勝ち越しに成功。その後もマクブルームの来日初タイムリーや、西川龍馬のタイムリーなどで追加点を挙げ、終盤だけで8得点を挙げた。
投げては先発の床田寛樹が、7回4安打1失点4奪三振の好投で今シーズン初勝利。9回にコルニエルが2点を失ったものの、逃げ切りに成功し開幕5連勝。
阪神は先発の伊藤将司が5回まで無失点の好投も、6回、7回に6点を失い初黒星。打線は5回、ロハス・ジュニアの一発で先制も、追加点を挙げることができなかった。
| 開催日 | カード | 予告先発 | 責任投手 |
|---|---|---|---|
| 3/29(火） | 広島 3-2 阪神 | 九里 西勇 | 勝：矢崎 敗：ケラー |
| 3/30(水) | 広島 8-3 阪神 | 床田 伊藤将 | 勝：床田 敗：伊藤将 |
| 3/31(木) | 広島 vs 阪神 | 玉村 秋山 | 勝： 敗： |
中日対DeNA
DeNAは2回、一死二、三塁のチャンスを作ると、戸柱恭孝の犠飛、石田健大のタイムリーで2点を先制。3回には関根大気の2点タイムリーでリードを4点に広げた。2点リードで迎えた6回には桑原将志の犠飛、佐野恵太の2点タイムリーで中日を突き放した。
投げては先発の石田が、7回4安打2失点の好投で今シーズン初勝利。リリーフ陣が打たれ1点差に詰め寄られたものの、最後は山﨑康晃が抑えて逃げ切りに成功。山﨑は今シーズン初セーブを手にした。
敗れた中日は、プロ初登板初先発の髙橋宏斗が5回5安打4失点でプロ初黒星。打線は鵜飼航丞のプロ1号弾で反撃の狼煙を上げると、4回には3連続タイムリーで追い上げたが、あと一歩及ばなかった。
| 開催日 | カード | 予告先発 | 責任投手 |
|---|---|---|---|
| 3/29(火） | 中日 0-4 DeNA | 小笠原 ロメロ | 勝：ロメロ 敗：小笠原 |
| 3/30(水) | 中日 6-7 DeNA | 髙橋宏 石田 | 勝：石田／セ：山﨑 敗：髙橋宏 |
| 3/31(木) | 中日 DeNA | 松葉 濱口 | 勝： 敗： |
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