日本シリーズ第6戦のオリックス・バファローズ対東京ヤクルトスワローズは、2-1で勝利したヤクルトが20年ぶり6度目の日本一に輝いた。
オリックス対ヤクルト
決戦の地をほっともっとフィールド神戸に移して迎えた第6戦。依然として後がない戦いが続くオリックスは、初戦で好投したエースの山本由伸で逆王手を狙う。対する、日本一まで後1勝のヤクルトは、このシリーズ初先発の高梨裕稔をマウンドに送り出した。
両投手が好投するなか、迎えた5回に試合が動く。ヤクルトは2死二塁の場面で、塩見泰隆が山本の投じた初球のフォークボールを引っ張る。これが三遊間を抜けて二塁のオスナが生還し、沢村賞投手から先制点をもぎ取った。
しかしオリックスはその裏に反撃に出ると、2死二塁で福田周平が高梨の投じた6球目のフォークを拾う。これが遊撃手の頭上を超え、さらに左翼手・青木宣親の返球がそれる間に若月健矢が生還して、すぐさま同点とした。
追いついてもらった山本は、6回に今度は自身の投球で味方のエラーを帳消しにする。2つのエラーから無死一、二塁のピンチを迎えるも、サンタナをダブルプレーに仕留め、中村悠平を遊ゴロに討ち取り無失点で切り抜けた。
その山本は9回のマウンドにも上がると2死から宮本丈を遊ゴロに仕留める。打者35人に対し、141球、被安打6、11奪三振、2四死球、1失点と圧巻の投球を見せてマウンドを下りた。
対するヤクルトも、5回途中からマウンドに上がったスアレスがイニングを跨ぎ2.1回を投げて無失点。そのあとを受けた清水昇も、ランナーを溜めながらも8回、9回を無失点に抑えて、試合は延長戦へと突入した。
延長戦でもお互いに強力中継ぎ陣を注ぎ込んでスコアボードに0を並べていく。しかし12回、ヤクルトは2死から塩見が出塁し、さらに暴投により二塁に進塁。すると代打の川端慎吾が左安打を放ち、塩見が快速を飛ばして本塁生還。ヤクルトが勝ち越しに成功した。
ヤクルトは10回2死からマウンドに上がる守護神のマクガフが12回も続投。先頭の伏見寅威を三振に仕留める。山足達也には死球を与えるが、福田周平を中飛に打ち取ると、 最後は宗佑磨を二ゴロに仕留めてゲームセット。勝利したヤクルトが20年ぶり6度目の日本一に輝いた。
開催日 | カード | 予告先発 | 責任投手 |
---|---|---|---|
11/20(土) | オリックス 4-3 ヤクルト | 山本 奥川 | 勝:比嘉 敗:マクガフ |
11/21(日) | オリックス 0-2 ヤクルト | 宮城 高橋 | 勝:高橋 敗:宮城 |
11/23(火) | ヤクルト 5-4 オリックス | 小川 田嶋 | 勝:石山/セ:マクガフ 敗:吉田凌 |
11/24(水) | ヤクルト 2-1 オリックス | 石川 山﨑颯 | 勝:石川/セ:マクガフ 敗:増井 |
11/25(木) | ヤクルト 5-6 オリックス | 原 山﨑福 | 勝:山岡/セ:平野佳 敗:マクガフ |
11/27(土) | オリックス 1-2 ヤクルト | 山本 高梨 | 勝:マクガフ 敗:吉田凌 |
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