8月5日、各地でセ・リーグ3試合が行われた。
首位の読売ジャイアンツは4位・阪神タイガースと対戦。4安打に抑え込まれるも、効率的に得点を奪い、4対1で勝利を収めた。今シーズン最多の貯金12としている。
2位とゲーム差なしの3位につけていた横浜DeNAベイスターズは、14安打8得点で中日ドラゴンズに大勝。貯金2で単独の2位に浮上し、ラミレス監督の通算300勝に華を添えた。
7月始めから貯金生活を送っていた東京ヤクルトスワローズだが、広島東洋カープに連敗を喫し、勝率5割に逆戻りし、3位に転落した。広島は今季初の3連勝。
5日に行われた試合の詳細は以下の通り。
ヤクルト対広島
初回に松山竜平のタイムリーで先制した広島は、同点で迎えた5回に長野久義のタイムリーで勝ち越しに成功。7回には堂林翔太の8号ソロ、9回には會澤翼の3号ソロでヤクルトを突き放した。
投げては先発の野村祐輔が、7回を投げて被安打3、失点は宮本丈のソロホームランのみに抑える好投を見せ、今シーズン2勝目を手にした。広島はこの勝利で今シーズン初の3連勝。
ヤクルトはドラフト4位ルーキーの大西広樹がプロ初先発。5回2失点と試合は作ったが、援護に恵まれずプロ初黒星を喫している。
開催日 | カード | 予告先発 | 責任投手 |
---|---|---|---|
8/4(火) | ヤクルト 3-6 広島 | 高梨 九里 | 勝:塹江/セ:フランスア 敗:清水 |
8/5(水) | ヤクルト 1-4 広島 | 大西 野村 | 勝:野村/セ:フランスア 敗: |
8/6(木) | ヤクルト vs 広島 | 高橋 ジョンソン | 勝: 敗: |
DeNA対中日
DeNAは初回、一死満塁からロペスのタイムリーで幸先良く2点を先制。3回に1点を返されるも、3回、4回には佐野恵太の2打席連続タイムリーで追加点を挙げると、中盤以降も小刻みに得点。8回には佐野がこの日3安打目となる6号ソロを放ち、ダメ押し点を入れた。
なかなか調子が上がらずにいたロペスだが、この日は先制打を含む2安打2打点と活躍を見せた。来日8年目の頼れるベテラン助っ人の調子が戻れば、優勝を狙うDeNAにとって大きな戦力となる。
中日は先発の柳裕也が3回途中3失点で降板するなど、試合を作れなかった。打線も3安打に抑え込まれ、反撃の糸口をつかむことができなかった。
開催日 | カード | 予告先発 | 責任投手 |
---|---|---|---|
8/4(火) | DeNA 3-0 中日 | 井納 福谷 | 勝:井納/セ:三嶋 敗:福谷 |
8/5(水) | DeNA 8-2 中日 | 濱口 柳 | 勝:濱口 敗:柳 |
8/6(木) | DeNA vs 中日 | 大貫 松葉 | 勝: 敗: |
阪神対巨人
巨人は3回、二死二塁から若林晃弘のタイムリーで1点を先制。1点差のまま迎えた6回には、岡本和真、大城卓三の連続タイムリーが飛び出し、リードを4点とした。試合を通して4安打に抑え込まれた巨人打線だが、効率的に得点を奪い、阪神に連勝。
先発の戸郷翔征は8回途中1失点、被安打4、与四球2、奪三振10の好投を見せ、今シーズン4勝目を挙げた。
阪神は藤浪晋太郎が先発し、8回4失点(自責1)の好投を見せるも、打線が戸郷の前に沈黙。8回に1点を返すのが精いっぱいだった。連敗で借金は2となった。
開催日 | カード | 予告先発 | 責任投手 |
---|---|---|---|
8/4(火) | 阪神 2-7 巨人 | ガルシア 菅野 | 勝:菅野 敗:ガルシア |
8/5(水) | 阪神 1-4 巨人 | 藤浪 戸郷 | 勝:戸郷/セ:中川 敗:藤浪 |
8/6(木) | 阪神 vs 巨人 | 髙橋 メルセデス | 勝: 敗: |
セ・リーグ順位表
8月5日終了時点
順位 | 球団 | 試合 | 勝 | 敗 | 分 | 率 | 差 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 巨人 | 38 | 24 | 12 | 2 | .667 | ─ |
2 | DeNA | 40 | 20 | 18 | 2 | .526 | 5 |
3 | ヤクルト | 39 | 17 | 17 | 5 | .500 | 1 |
4 | 阪神 | 38 | 17 | 19 | 2 | .472 | 1 |
5 | 広島 | 38 | 15 | 19 | 4 | .441 | 1 |
6 | 中日 | 41 | 15 | 23 | 3 | .395 | 2 |
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