日米通算170勝を達成した岩隈久志氏が、前半戦でセ・リーグ首位に立つ阪神タイガースの原動力となっている佐藤輝明内野手のバッティングを称賛したた。
プロ野球は前半戦を終えて、現在は五輪中断期間となっている。DAZNの『野球トレンド研究所』では、前半戦の戦いを振り返る『DAZN 厳選前半戦アワード』を実施。ホームラン部門では、新人ながら前半戦だけで20本のアーチを描いた佐藤にフォーカスした。
2020年に読売ジャイアンツで現役を引退した岩隈氏は、「飛距離も凄いですが、ルーキーとしてあれだけのスイングができることが凄い。技術を見ていても、軸がブレていないです。右足の前にある自分のポイントで、しっかりと捉えて打てているところがすごいなと思いますね」と、ベテランのような雰囲気を醸し出す佐藤の打撃を称賛した。
その佐藤のバッティングのポイントは「軸がブレない」点にあるようで、5月2日に行われた広島東洋カープ戦の映像とともにそのバッティングの凄さを解説している。
この試合で佐藤は初となる4番として先発出場を果たすと、1点ビハインドの5回裏にノーアウト満塁のチャンスを迎える。すると2ボール2ストライクから、野村祐輔が投じた5球目の内角低めのチェンジアップに反応。ヒザを折りながら沈み込んで放った打球は、右翼スタンドに飛び込むグランドスラムとなった。
佐藤のバッティングは一見すると泳いでいるようにも見えるが、岩隈氏によると「崩れていないです。崩れると頭が(体の前に)出てしまう。そうするとバットのヘッドが走らない。下半身を軸にしっかりと回っているので、下がズレているように見えても、自分のポイントでヘッドが走います。ヘッドの使い方が上手ですね」と解説した。
なお、今回の放送では、大ブレークを果たしたラオウことオリックス・バファローズの杉本裕太郎外野手の本塁打集や投手が魅せるファインプレー、外野手のレーザービーム集など様々な映像が紹介されている。
野球トレンド研究所
配信:DAZN
配信日:毎週月曜
出演:トクサン、アニキ、ライパチ(敬称略)
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