9月30日、セ・リーグの試合が行われた。
5位の広島東洋カープは4-1で首位の読売ジャイアンツに勝利した。4位の中日ドラゴンズは、2位の阪神タイガースを9-0で下している。阪神が敗れたため、巨人のマジックは22となった。ゲーム差は12.5で変わらず。
最下位の東京ヤクルトスワローズは5-3で横浜DeNAベイスターズに勝利し、連敗を2でストップしている。
9月30日に行われた試合の詳細は以下の通り。
DeNA対ヤクルト
ヤクルトは1-0で迎えた3回、山田哲人の適時打と村上宗隆の3点本塁打で４てんをついかし5-0とリードを広げる。先発の石川雅規は6回途中2失点で試合を作ると、梅野雄吾、マクガフ、清水昇、石山泰稚の継投策で逃げ切り勝ちを収めている。石川は今シーズン初白星。これで入団以来19年連続勝利となった。また40代になってからの初勝利でもある。
一方のDeNAは先発の上茶谷大河が3回5失点と試合を作れず今シーズン2敗目を喫している。梶谷隆幸が球団記録となる月間42安打を達成した。
| 開催日 | カード | 予告先発 | 責任投手 |
|---|---|---|---|
| 9/29(火) | DeNA 8-4 ヤクルト | 坂本 小川 | 勝：坂本 敗：小川 |
| 9/30(水) | DeNA 3-5 ヤクルト | 上茶谷 石川 | 勝：石川／セ：石山 敗：上茶谷 |
| 10/1(木) | DeNA vs ヤクルト | 歳内 武藤 | 勝： 敗： |
阪神対中日
中日は3-0で迎えた5回、アルモンテの犠飛で1点を追加すると、阿部寿樹、木下拓哉、大野雄大の三者連続適時打が飛び出し、この回5点を奪う。その後も追加点を重ねた中日は12安打9得点と打線が爆発した。先発の大野雄大は2安打完封で今シーズン7勝目をマークした。これで今シーズン4度目の完封勝ちとなった。
阪神は先発の青柳晃洋が5回8失点（自責7）と試合を作れなかった。打線も大野雄大の前に2安打と沈黙し、得点を奪えず。
| 開催日 | カード | 予告先発 | 責任投手 |
|---|---|---|---|
| 9/29(火) | 阪神 7-3 中日 | 髙橋 勝野 | 勝：髙橋 敗：勝野 |
| 9/30(水) | 阪神 0-9 中日 | 青柳 大野雄 | 勝：大野雄 敗：青柳 |
| 10/1(木) | 阪神 vs 中日 | 岩田 ロドリゲス | 勝： 敗： |
広島対巨人
広島は両チーム無得点で迎えた5回、鈴木誠也の本塁打などで3点を先制する。つづく6回には長野久義が押し出しの四球を選び1点を追加。投げては先発の野村祐輔が5回無失点で試合を作ると、中継ぎ陣も巨人打線を封じ込め逃げ切り勝ちを収めている。野村は今シーズン6勝目をマークした。
一方の巨人は広島投手陣の前に封じ込められ、得点は岡本和真のソロ本塁打のみに終わった。先発の田口麗斗は5回3失点で今シーズン4敗目を喫している。
| 開催日 | カード | 予告先発 | 責任投手 |
|---|---|---|---|
| 9/29(火) | 広島 1-6 巨人 | 遠藤 菅野 | 勝：菅野 敗：遠藤 |
| 9/30(水) | 広島 4-1 巨人 | 野村 田口 | 勝：野村／セ：フランスア 敗：田口 |
| 10/1(木) | 広島 vs 巨人 | スコット サンチェス | 勝： 敗： |
セ・リーグ順位表
9月30日終了時点
| 順位 | 球団 | 試合 | 勝 | 敗 | 分 | 率 | 差 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 巨人 | 85 | 54 | 27 | 4 | .667 | M22 |
| 2 | 阪神 | 86 | 42 | 40 | 4 | .512 | 12.5 |
| 3 | DeNA | 89 | 42 | 42 | 5 | .500 | 1 |
| 4 | 中日 | 88 | 40 | 43 | 5 | .482 | 1.5 |
| 5 | 広島 | 86 | 33 | 45 | 8 | .423 | 4.5 |
| 6 | ヤクルト | 86 | 33 | 47 | 6 | .413 | 1 |
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