日本代表(侍ジャパン)の伊藤大海(日本ハム)が、東京オリンピック(五輪)初登板のマウンドを振り返り手応えを口にした。
オープニングラウンド首位通過を目指す日本はメキシコに先制を許すも、山田哲人(ヤクルト)の3ラン本塁打や坂本勇人のソロ本塁打などで7-4と逆転勝利。オープニングラウンドを2連勝で首位通過した。
伊藤は、5-2と3点リードの6回にマウンドへ。5回裏が終わった段階で継投を告げられ「準備はできていた」。それでも「シーズン中の試合もそうですが一球目が緊張する」というように東京五輪の一球目は、外角低めに力強いストレートを投じたがボールの判定となった。「今日は一球目の後も硬さが出てしまった」と振り返る伊藤だったが、味方の好プレーにも助けられ、12球で3つのアウトを奪った。
余力を残しての降板かと思われたが「点差もあったので、6回がスムーズに行けばそういうのも(回跨ぎ)あるのかな」と伊藤自身は回跨ぎを考えていた。その思い通り首脳陣から続投を告げられ「前回の試合も投げたい気持ちでうずうずしていたので、一球でも多く投げられるならと」気持ちを作ってマウンドに向かった。
「こういう大会で引いてしまうとやられるので、いける限り強気で行こう」と先頭のA.ゴンザレスには2ボール2ストライクから高めのストレートで空振り三振を取るなど気持ちのこもった投球を見せる。
しかし続くD.エスピノザに安打を許し、J.ジョーンズには四球で2死一、二塁のピンチを招く。ここでマウンド上に内野が集まり一息。「投げ急いでの四球だったので、もう一度引き締め直すというか、そういう気持ちだった」と、気持ちを落ち着けると、最終的にはR.ペーニャを中飛に打ち取り、2回を無失点で凌いだ。
登板を振り返った伊藤は「予選で登板できたことは、気持ちの面でも余裕ができた。次の登板も準備を怠らずやっていきたい」と、決勝トーナメントに向けて手応えを感じた初登板となった。
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