9月20日、セ・リーグの試合が行われた。
首位の読売ジャイアンツは投打が噛み合い、横浜DeNAベイスターズに快勝。坂本勇人、丸佳浩が機能し、連敗を2で止めた。
4位の中日ドラゴンズは、阪神タイガースとの接戦を制した。阿部寿樹が2試合連続で先制打を放ち、2連勝。
最下位の東京ヤクルトスワローズは終盤、広島東洋カープの猛攻に遭いながらもリードを守り切り、打撃戦を制した。先発の小川泰弘が9回途中6失点ながら、9勝目をマーク。
9月20日に行われた試合の詳細は以下の通り。
ヤクルト対広島
ヤクルトは初回、濱田太貴が2号先頭打者本塁打を放つと、青木宣親、山田哲人と続き三者連続ホームランで3点を先制。6回に青木のタイムリーなどで4点を追加すると、7回には村上宗隆の14号ソロでリードを7点とした。先発の小川泰弘は終盤に大量失点を喫したが、9回途中6失点（自責1）で9勝目を挙げた。
広島は7点ビハインドの最終回、坂倉将吾のタイムリーなど、8安打を集めて5得点の猛攻を見せた。あと一歩のところまでヤクルトを追い詰めたが及ばず、逆転勝利はならなかった。
| 開催日 | カード | 予告先発 | 責任投手 |
|---|---|---|---|
| 9/18(金) | ヤクルト 14-5 広島 | スアレス 床田 | 勝：スアレス 敗：床田 |
| 9/19(土) | ヤクルト 2-3 広島 | 吉田大喜 森下 | 勝：フランスア 敗：石山 |
| 9/20(日) | ヤクルト 8-6 広島 | 小川 中村祐 | 勝：小川／セ：石山 敗：中村祐 |
DeNA対巨人
巨人は初回、坂本勇人のタイムリーで幸先良く先制。4回には丸佳浩の16号2ランで追加点を挙げると、6回にも丸の17号ソロが飛び出しリードを広げた。7回にも1点を追加し、9安打5得点とした。投げては先発の畠世周が6回2安打無失点の好投を見せ、今シーズン初勝利を手にした。
一方のDeNAは、好調だった打線がわずか3安打に抑え込まれ、完封負けを喫した。先発の大貫晋一は6回6安打4失点（自責3）と試合は作ったものの、打線の援護に恵まれず4敗目となった。
| 開催日 | カード | 予告先発 | 責任投手 |
|---|---|---|---|
| 9/18(金) | DeNA 6-0 巨人 | 井納 戸郷 | 勝：井納 敗：戸郷 |
| 9/19(土) | DeNA 7-1 巨人 | 濱口 今村 | 勝：濱口 敗：今村 |
| 9/20(日) | DeNA 0-5 巨人 | 大貫 畠 | 勝：畠 敗：大貫 |
中日対阪神
中日ドラゴンズは2回、阿部寿樹、平田良介の連続タイムリーなどで3点を先制。1点リードで迎えた6回には、平田良介の犠飛でリードを広げた。投げては先発の松葉貴大が5回2失点の好投を見せ、通算30勝目を手にした。
敗れた阪神は、3回に長坂拳弥のプロ初ホームランで1点差に詰め寄ったが、4回以降はわずか1安打に抑え込まれ、追加点が奪えなかった。先発の中田賢一が2回3失点で降板するなど、試合を作ることができなかった。
| 開催日 | カード | 予告先発 | 責任投手 |
|---|---|---|---|
| 9/18(金) | 中日 4-8 阪神 | 柳 ガルシア | 勝：馬場 敗：柳 |
| 9/19(土) | 中日 4-1 阪神 | 福谷 秋山 | 勝：福谷 敗：秋山 |
| 9/20(日) | 中日 4-2 阪神 | 松葉 中田 | 勝：松葉／セ：R.マルティネス 敗：中田 |
セ・リーグ順位表
9月20日終了時点
| 順位 | 球団 | 試合 | 勝 | 敗 | 分 | 率 | 差 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 巨人 | 77 | 48 | 25 | 4 | .658 | M32 |
| 2 | 阪神 | 78 | 38 | 36 | 4 | .514 | 10.5 |
| 3 | DeNA | 80 | 38 | 37 | 5 | .507 | 0.5 |
| 4 | 中日 | 80 | 35 | 40 | 5 | .467 | 3 |
| 5 | 広島 | 77 | 30 | 39 | 8 | .435 | 2 |
| 6 | ヤクルト | 77 | 30 | 42 | 6 | .417 | 1.5 |
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