9月20日、各地でパ・リーグの試合が行われた。
3位の東北楽天ゴールデンイーグルスが3-2で首位の福岡ソフトバンクホークスに勝利し2連勝。ソフトバンクは2連敗となり、4カードぶりの負け越しとなった。2位の千葉ロッテマリーンズは北海道日本ハムファイターズを5-3で下し、首位ソフトバンクとのゲーム差を1.5に縮めている。
5位の埼玉西武ライオンズが5-4でオリックス・バファローズに逆転勝ち。オリックスの連勝は2でストップした。
20日に行われた試合の詳細は以下の通り。
日本ハム対ロッテ
ロッテは2-3と1点ビハインドの9回、相手のミスで1点を奪い同点に追いつく。その裏を抑え迎えた10回に2死一、二塁のチャンスを作ると、加藤翔平が適時三塁打を放ち勝ち越しに成功。そのまま逃げ切っている。先発の美馬学は勝ち負けがつかなかったものの8回3失点の好投を見せた。澤村拓一がピンチを招いたものの、移籍後初セーブを記録している。
日本ハムは初回、大田泰示、平沼翔太、近藤健介、西川遥輝の4連打に王柏融の犠飛で3点を先制する。しかし、その後が続かず逆移負けとなった。先発の金子弌大は2回パーフェクトピッチングも、アクシデントで降板している。
| 開催日 | カード | 予告先発 | 責任投手 |
|---|---|---|---|
| 9/18(金) | 日本ハム 7-3 ロッテ | マルティネス 中村稔 | 勝：加藤 敗：中村稔 |
| 9/19(土) | 日本ハム 3-1 ロッテ | 有原 石崎 | 勝：有原／セ：宮西 敗：石崎 |
| 9/20(日) | 日本ハム 3-5 ロッテ | 金子 美馬 | 勝：益田／セ：澤村 敗：鈴木健 |
オリックス対西武
西武は2-4と2点ビハインドの8回、2死満塁のチャンスを作ると、森友哉が走者一掃となる適時二塁打を放ち5-4と逆転に成功する。先発の松本航は5回4失点と試合を作れなかったものの、その後の中継ぎ陣は無失点で切り抜け逆転勝ちを収めている。
一方のオリックスは高卒2年目となる太田椋に本塁打が飛び出し、同じく高卒2年目の宜保翔にも適時二塁打が生まれたものの及ばなかった。
| 開催日 | カード | 予告先発 | 責任投手 |
|---|---|---|---|
| 9/18(金) | オリックス 8-2 西武 | 山岡 ニール | 勝：山岡 敗：ニール |
| 9/19(土) | オリックス 6-3 西武 | 山崎福 ノリン | 勝：山崎福 敗：ノリン |
| 9/20(日) | オリックス 4-5 西武 | アルバース 松本航 | 勝：森脇／セ：増田 敗：吉田凌 |
ソフトバンク対楽天
楽天は0-1と1点ビハインドの4回に鈴木大地の本塁打で同点に追いつくと、そのまま迎えた7回、ロメロのソロ本塁打で1点を勝ち越すことに成功する。9回には島内宏明の本塁打で3-1とリードは2点差に。投げては先発の岸孝之が6回1失点と好投。ブセニッツが9回に1点を失ったものの、逃げ切り勝ちとなった。岸が今シーズン2勝目をマークした。
ソフトバンクは1-3と2点ビハインドの9回、1死満塁から釜元豪が適時打を放ち1点差に詰め寄ったものの及ばず2連敗。4カードぶりの負け越しとなった。
| 開催日 | カード | 予告先発 | 責任投手 |
|---|---|---|---|
| 9/18(金) | ソフトバンク 9-3 楽天 | ムーア 石橋 | 勝：ムーア 敗：石橋 |
| 9/19(土) | ソフトバンク 1-3 楽天 | 笠谷 瀧中 | 勝：酒居／セ：ブセニッツ 敗：高橋礼 |
| 9/20(日) | ソフトバンク 2-3 楽天 | 石川 岸 | 勝：岸／セ：ブセニッツ 敗：石川 |
パ・リーグ順位表
9月20日終了時点
| 順位 | 球団 | 試合 | 勝 | 敗 | 分 | 率 | 差 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | ソフトバンク | 80 | 46 | 32 | 3 | .597 | ─ |
| 2 | ロッテ | 80 | 45 | 33 | 2 | .577 | 1.5 |
| 3 | 楽天 | 80 | 39 | 38 | 3 | .506 | 5.5 |
| 4 | 日本ハム | 80 | 37 | 40 | 3 | .481 | 2 |
| 5 | 西武 | 78 | 36 | 40 | 2 | .474 | 0.5 |
| 6 | オリックス | 80 | 27 | 48 | 5 | .360 | 8.5 |
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