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21日に東京ドームで読売ジャイアンツ対阪神タイガースによる“伝統の一戦”の第2戦が行われ、初回から大きく試合が動いている。
前日の第1戦は、マルテと大山悠輔が2本塁打にサンズも本塁打を放つなど、クリーンナップの大活躍により阪神が10-5と大勝した。
第2戦は立ち上がりから、阪神が勢いそのままに巨人バッテリーを打ち砕く。先頭の近本光司が1-1から3球目の内角ストレートを振り抜くと、ライトスタンドに飛び込む先頭打者本塁打で先制する。
続く糸原健斗は三振に倒れるも、好調・マルテは初球のスライダーを完璧に捉え左翼スタンドに突き刺し、阪神が2点をリードした。
この試合の解説を務める清水隆行氏は、近本の先頭打者本塁打について「勢いそのままにというか、打線全体に言えるがタイガース打線の集中力が高い。ボールが甘く入って、そこを見逃してくれない」と好調の要因を分析する。
さらにマルテについては「それ(カーブ)は頭になかったと思う。ただ、あのボールに反応して打てるので状態はいい」とコメント。この2試合で3本塁打と打棒が火を吹く助っ人外国人の状態の良さを称えた。
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