9月17日、セ・リーグの試合が行われた。
2位の阪神タイガースは、打っては14安打11得点、投げては西勇輝が完封と投打が噛み合い、首位の読売ジャイアンツに完勝。連敗を2で止めた。巨人は連勝が9でストップ。
最下位の東京ヤクルトスワローズは、3位の横浜DeNAベイスターズを投打で圧倒し、大勝を収めた。ヤクルトは約1ヵ月ぶりの連勝、9カードぶりの勝ち越しとなった。
広島東洋カープ対中日ドラゴンズの一戦は、降雨のため試合前に中止となった。
9月17日に行われた試合の詳細は以下の通り。
巨人対阪神
阪神は初回、近本光司の6号先頭打者本塁打などで2点を先制。2回にはサンズ、大山悠輔の連続タイムリーでリードを5点とした。6回には近本の7号ソロ、7回にはボーアの13号ソロで追加点を挙げると、9回にも坂本誠志郎のタイムリーなどで一挙4得点。投げては先発の西勇輝が、9回4安打無失点で2試合連続、今シーズン2度目の完封で7勝目を挙げた。
敗れた巨人は、先発のサンチェスが5回5失点（自責3）で降板すると、救援陣も失点を重ね、14安打11失点を喫した。野手陣も4安打無得点に封じ込まれ、3失策するなど、攻守で精彩を欠いた。
| 開催日 | カード | 予告先発 | 責任投手 |
|---|---|---|---|
| 9/15(火) | 巨人 6-3 阪神 | 菅野 髙橋 | 勝：菅野／セ：デラロサ 敗：髙橋 |
| 9/16(水) | 巨人 7-6 阪神 | 田口 青柳 | 勝：田口／セ：中川 敗：青柳 |
| 9/17(木) | 巨人 0-11 阪神 | サンチェス 西勇 | 勝：サンチェス 敗：西勇 |
ヤクルト対DeNA
ヤクルトは2回、相手のエラーで1点を先制。5回には2年目の濱田太貴のプロ初ホームランに、青木宣親のタイムリーなどで3得点。6回には代打・中山翔太の3号ソロで1点を追加すると、7回には西浦直亨、濱田のタイムリーなどで4点を奪い、勝負を決めた。投げては先発の高梨裕稔が5回3安打無失点の好投で、今シーズン3勝目をマーク。リリーフ陣も無失点に抑え、完封勝利を挙げた。
一方のDeNAは、先発のピープルズが5回持たず、4失点で降板。リリーフ陣も失点を重ねてしまった。打線もヤクルト投手陣の前に5安打無得点と、完敗を喫してしまった。
| 開催日 | カード | 予告先発 | 責任投手 |
|---|---|---|---|
| 9/15(火) | ヤクルト 5-8 DeNA | 石川 坂本 | 勝：坂本 敗：石川 |
| 9/16(水) | ヤクルト 3‐2 DeNA | 歳内 上茶谷 | 勝：梅野／セ：石山 敗：エスコバー |
| 9/17(木) | ヤクルト 9-0 DeNA | 高梨 ピープルズ | 勝：高梨 敗：ピープルズ |
広島対中日
広島対中日の一戦は、降雨のため中止となった。
| 開催日 | カード | 予告先発 | 責任投手 |
|---|---|---|---|
| 9/15(火) | 広島 6-3 中日 | 九里 大野雄 | 勝：九里／セ：フランスア 敗：大野雄 |
| 9/16(水) | 広島 9‐2 中日 | 野村 岡野 | 勝：野村 敗：岡野 |
| 9/17(木) | 広島 vs 中日 | 森下 福谷 | 勝： 敗： |
セ・リーグ順位表
9月17日終了時点
| 順位 | 球団 | 試合 | 勝 | 敗 | 分 | 率 | 差 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 巨人 | 74 | 47 | 23 | 4 | .671 | M35 |
| 2 | 阪神 | 75 | 37 | 34 | 4 | .521 | 10.5 |
| 3 | DeNA | 77 | 36 | 36 | 5 | .500 | 1.5 |
| 4 | 中日 | 77 | 33 | 39 | 5 | .458 | 3 |
| 5 | 広島 | 74 | 29 | 37 | 8 | .439 | 1 |
| 6 | ヤクルト | 74 | 28 | 41 | 6 | .406 | 2.5 |
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