中日ドラゴンズがビシエドの2発などで快勝、福岡ソフトバンクホークスは11安打10得点で連敗ストップ | セ・パ交流戦結果まとめ | プロ野球

6月5日、各地でプロ野球セ・パ交流戦の試合が行われた。

中日ドラゴンズは3本塁打が飛び出し、6-3でオリックス・バファローズに快勝。福岡ソフトバンクホークスは終盤に猛攻を見せ、10-2で阪神タイガースに逆転勝ちを収めた。

中日対オリックス

中日は初回、福田永将の犠飛で先制すると、ビシエドが8号2ランを放ち3得点。4-3で迎えた8回にはビシエド、高橋周平の二者連続アーチが飛び出し、試合を決めた。

投げては2番手で2回無安打無失点の好リリーフを見せた山本拓実が、今シーズン初勝利を手にした。その後も小刻みな継投でリードを守り切り、最後は又吉克樹が締めて6セーブ目。

一方のオリックスは、先発の田嶋大樹が4回4失点と試合を作れず。打線は吉田正尚のタイムリーなどで1点差にまで詰め寄ったが、あと一歩のところで突き放されてしまった。
 

阪神対ソフトバンク

ソフトバンクは2点を追う6回、真砂勇介のタイムリーで1点差に詰め寄ると、甲斐拓也の6号2ランで逆転に成功。7回に2点を追加したソフトバンクは、8回にも栗原陵矢のタイムリーなどで3得点。9回には甲斐の2本目となる7号ソロが飛び出し、ダメ押しに成功した。

先発のマルティネスは6回2失点で今季5勝目。「阪神の打者は甘いボールはしっかりとらえ、厳しいボールでも簡単にはアウトにならない非常に厳しい試合でしたが、粘りのある良い投球ができたと思います」と語るように、9安打を浴びながらも要所を締め、チームの連敗ストップに貢献した。

敗れた阪神は、3回にマルテの10号2ランで先制。先発の伊藤将司は5回まで無失点投球を見せるも、6回に逆転弾を浴び、3敗目を喫した。