4月30日、セ・リーグの試合が行われた。阪神タイガースは終盤の猛攻で読売ジャイアンツに逆転勝利。中日ドラゴンズは4-2で広島東洋カープとの接戦を制した。東京ヤクルトスワローズは投手陣が好投し、2-0で横浜DeNAベイスターズに完封勝利。
巨人対阪神
阪神は2-2で迎えた7回、一死満塁から近本光司が押し出し四球を選び勝ち越し。さらに中野拓夢、糸井嘉男のタイムリーなどでこの回一挙6得点。8回には山本泰寛の1号2ランが飛び出し、巨人を突き放した。「優利なカウントだったので、思い切って振り抜きました。最高の結果になって良かったです」と山本。
投げては2番手で1回を無失点に抑えた渡邉雄大が、5年目で嬉しいプロ初勝利をマーク。先発のウィルカーソンは、白星こそつかなかったが、5回5安打2失点6奪三振の好投を見せた。
巨人は序盤、大城卓三のタイムリーなどで2点を先制。先発のシューメーカーも6回2失点（自責1）9奪三振と好投を見せたが、2番手の今村信貴が6失点と誤算だった。
| 開催日 | カード | 予告先発 | 責任投手 |
|---|---|---|---|
| 4/29(金） | 巨人 2-3 阪神 | 菅野 青柳 | 勝：青柳 敗：菅野 |
| 4/30(土) | 巨人 3-10 阪神 | シューメーカー ウィルカーソン | 勝：渡邉 敗：今村 |
| 5/1(日) | 巨人 阪神 | 髙橋 西純 | 勝： 敗： |
中日対広島
中日は4回、阿部寿樹のタイムリーで先制すると、続く5回には石川昂弥の犠飛でリードを2点に広げる。8回に同点とされるも、直後に加藤翔平のタイムリー、代打・福留孝介の犠飛で2点を勝ち越した。
投げては4番手のロドリゲスが今シーズン1勝目。9回を締めたR.マルティネスが7セーブ目を手にした。5回4安打無失点の先発・松葉貴大は「3回のマウンドに上がる前に、監督から『自分の投球をしよう』と声をかけてもらいました。そのアドバイスもあり修正することができました。なんとかゲームを作ることができて良かったです」と好投を振り返った。
一方の広島は、先発の森下暢仁が7回2失点と好投。8回には西川龍馬のタイムリーを含む4連打で試合を振り出しに戻したが、2番手の中崎翔太が粘れなかった。
| 開催日 | カード | 予告先発 | 責任投手 |
|---|---|---|---|
| 4/29(金） | 中日 0-1 広島 | 髙橋宏 大瀬良 | 勝： 敗： |
| 4/30(土) | 中日 4-2 広島 | 松葉 森下 | 勝：ロドリゲス／セ：R.マルティネス 敗：中崎 |
| 5/1(日) | 中日 広島 | 柳 玉村 | 勝： 敗： |
ヤクルト対DeNA
ヤクルトは3回、青木宣親のタイムリーで先制に成功。1-0のまま迎えた6回には、一死からオスナが二塁打で出塁すると、続く内山壮真も二塁打を放ち、1点を追加した。
先発のサイスニードは6回4安打無失点の好投で、今シーズン2勝目。梅野雄吾、田口麗斗、今野龍太と繋ぎ、最後はマクガフが締めてDeNA打線をシャットアウト。
敗れたDeNAは、先発の上茶谷大河が6回5安打2失点と好投。打線は中盤、チャンスを作るもあと一本が出ず。相手を上回る6安打を放ちながら完封負けを喫した。
| 開催日 | カード | 予告先発 | 責任投手 |
|---|---|---|---|
| 4/29(金） | ヤクルト DeNA | サイスニード 有吉 | |
| 4/30(土) | ヤクルト 2-0 DeNA | サイスニード 上茶谷 | 勝：サイスニード／セ：マクガフ 敗：上茶谷 |
| 5/1(日) | ヤクルト DeNA | 高梨 大貫 | 勝： 敗： |
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