5月30日、各地でプロ野球セ・パ交流戦の試合が行われた。
東北楽天ゴールデンイーグルスは終盤の集中打で勝ち越し、横浜DeNAベイスターズに5-1で快勝。阪神タイガースは15安打9得点と打線が繋がり、9-8で埼玉西武ライオンズとの打撃戦を制した。序盤から小刻みに得点を挙げた中日ドラゴンズが、4-1で北海道日本ハムファイターズに勝利した。
日本ハム対中日
中日は2回、阿部寿樹のタイムリーで先制に成功。4回にはビシエドの「いいスイングができたよ」という7号ソロ、5回には三ツ俣大樹のタイムリーで追加点を挙げ、日本ハムを突き放した。
投げては先発の福谷浩司が、6回5安打1失点・7奪三振の好投で、今シーズン3勝目。祖父江大輔、福敬登、又吉克樹の必勝リレーでリードを守り抜き、3連戦勝ち越しを決めた。
敗れた日本ハムは、先発のアーリンが5回途中3失点で降板。あとを受けたリリーフ陣は好投を見せたが、最終回にミスから失点したのが痛かった。打線は6安打を放つも、近藤健介のタイムリーによる1点に止まった。
| 開催日 | カード | 予告先発 | 責任投手 |
|---|---|---|---|
| 5/28(金) | 日本ハム 10-1 中日 | 伊藤 大野雄 | 勝：伊藤 敗：大野雄 |
| 5/29(土) | 日本ハム 4-7 中日 | バーヘイゲン 梅津 | 勝：福／セ：又吉 敗：B.ロドリゲス |
| 5/30(日) | 日本ハム 1-4 中日 | アーリン 福谷 | 勝：福谷／セ：又吉 敗：アーリン |
楽天対DeNA
楽天は1-1の7回、岡島豪郎のタイムリースリーベースで2点を勝ち越すと、8回には浅村栄斗がこの日3打点目となる2点タイムリーを放ち、勝負を決めた。
先発し6回途中1失点と好投を見せた早川隆久は「ランナーを出してもゲッツーを取れたところは良かったです。6回は投げ切りたかったですね」と、イニングの途中での交代を悔やんだ。3番手の酒居知史が今シーズン初勝利を手にした。
敗れたDeNAは、先発の今永昇太が6回1失点と好投。しかし2番手の石田健大が勝ち越しを許し、1敗目を喫した。打線は7安打を放つも繋がりを欠き、宮﨑敏郎のタイムリーによる1点のみだった。
| 開催日 | カード | 予告先発 | 責任投手 |
|---|---|---|---|
| 5/28(金) | 楽天 6-7 DeNA | 涌井 坂本 | 勝：国吉／セ：三嶋 敗：涌井 |
| 5/29(土) | 楽天 1-1 DeNA | 田中将 濱口 | |
| 5/30(日) | 楽天 5-1 DeNA | 早川 今永 | 勝：酒居知史 敗：石田 |
西武対阪神
阪神は2点を追う4回、中野拓夢のタイムリーなどで同点に追いつくと、5回には梅野隆太郎の1号2ランで勝ち越しに成功。7回には糸井嘉男の犠飛、梅野のタイムリーでリードを4点に広げた。
投げては3回途中から2番手で登板した及川雅貴が、1.2回を無失点に抑えてプロ初勝利。その後もリリーフ陣が好投を見せ、西武に競り勝った。
敗れた西武は、愛斗の5号3ランなどで序盤はリードしたものの、先発の平井克典が4回途中5失点（自責4）と試合を作れず。3番手の與座海人が勝ち越しを許し、今シーズン初黒星を喫した。
| 開催日 | カード | 予告先発 | 責任投手 |
|---|---|---|---|
| 5/28(金) | 西武 7-10 阪神 | 髙橋 青柳 | 勝：齋藤／セ：スアレス 敗：ギャレット |
| 5/29(土) | 西武 1-0 阪神 | 今井 伊藤将 | 勝：今井／セ：平良 敗：伊藤将 |
| 5/30(日) | 西武 阪神 | 平井 村上 | 勝：及川／セ：スアレス 敗：與座 |
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