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【コラム】2位ロッテは首位オリックスとの天王山3連戦 絶好調の小島和哉が先陣 | プロ野球 

【コラム】2位ロッテは首位オリックスとの天王山3連戦 絶好調の小島和哉が先陣 | プロ野球 時事通信
【プロ野球 コラム】パ・リーグ2位の千葉ロッテマリーンズは、10月12日からの3連戦で首位のオリックス・バファローズと対戦する。報知新聞社・小田原実穂記者に注目選手を挙げてもらった。
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逆転Vへ巻き返しを図るロッテは、12日から2・5ゲーム差で追いかける首位・オリックスとの首位攻防3連戦(京セラドーム大阪)に挑む。

9月28日~30日のオリックス戦(ZOZO)では同一カード3連敗を喫するなど、今季オリックスとの対戦成績は8勝10敗4分けと負け越している。今回の3連戦の注目は、12日の同戦で先陣を切る3年目左腕・小島和哉投手だ。

もうロッテのエースと言っても過言ではない。小島は9月11日の楽天戦(ZOZO)で9回4安打1失点でプロ初完投。109球を投げで四死球はゼロ。抜群のコントロールの良さも見せつけ、楽天・岸に投げ勝った。

「これまで、打たれちゃいけないと自分の中でちょっと弱気になるところがあった。マウンドの上でいろいろ思ってしまうことがあったのでこれがラストチャンスではないけど、そういう気持ちで投げられたのが良かった」。

この試合で小島は昨季に並ぶ自己最多タイの7勝をマーク。ここから小島の”大覚醒”が始まった―。

翌週の19日・日本ハム戦(札幌ドーム)では9回4安打無失点で完封勝利。115球の力投でチームを勝利に導きこの試合でキャリアハイとなる8勝を挙げた。ロッテ投手のプロ初完投から2試合連続完投勝ちは91年今野以来30年ぶり。

好調の要因は「自分でもはっきりと分かっているわけじゃないんですけど」と笑った小島だが「ボール球をできるだけ投げないというか、どんどんストライク先行でいこうっていうのは常に思っているので。それが僕の中の強気っていう解釈で、攻めるいいピッチングできている秘訣なのかな」と話す。

9月26日の西武戦(メットライフドーム)では6回4失点(自責2)と西武打線に苦戦したものの、チームは藤岡などの適時打で逆転し小島に白星が舞い降り9勝目。

「油断したらすぐにやられる世界というか、前回おさえたから次が抑えられるという保証は全くない」と話していた小島だが、強気で攻める投球を貫き10月3日の楽天戦(楽天生命パーク)でも9回3安打無失点でジャスト100球の完封勝利。楽天・田中将に投げ勝ち、これでチームトップ&自身初の2桁勝利をマークした。後半戦は8月18日の西武戦(ZOZOマリン)から5連勝中と勢いに乗っている。

チームの今季の貯金10のうち7個が小島が稼いでおり、井口監督も「このところイニングもしっかり投げてくれているし内容も非常にいい。しっかりと1年ローテを守ってくれているので頼もしい」と評価する。

これまでは主に日曜日の登板だったが、首位・オリックスとの重要な3連戦を制するため、絶好調の小島を中8日にずらして12日のカード頭に起用する。

「カード頭に投げさせてもらえるありがたみをしっかりと理解して、とにかく最少失点で中継ぎにつなげられるように」と小島。

この3連戦は小島のあとに石川、佐々木朗が控える。佐々木朗は1軍公式戦初となる中6日登板に挑む。前回の10月7日・楽天戦(ZOZO)では勝ち星は付かなかったものの7回2失点(自責1)と好投。球速も1軍戦最速タイの158kmをマークするなど、逆転Vへのキーマンの一人となりそうだ。

 ロッテが12、13日に2連勝すればマジック「10」が点灯、逆に2連敗すればオリックスにマジック「6」が点灯する。悲願のリーグVへ最後の天王山がいよいよ幕を開ける。(報知新聞社・小田原実穂)
 
  文・小田原実穂
 
 1996年10月1日生まれ。25歳。秋田県横手市出身。秋田県立横手城南高校から富士大学に入学。2019年報知新聞に入社。20年シーズンからロッテ担当。

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