9月24日、各地でパ・リーグの試合が行われた。
首位の福岡ソフトバンクホークスと最下位のオリックス・バファローズの一戦は、3対3の引き分けに終わった。
3位の東北楽天ゴールデンイーグルスは、2位の千葉ロッテマリーンズに完封勝利。5連勝でロッテとのゲーム差を2.5に縮めた。
北海道日本ハムファイターズは、20安打12得点と打線が爆発。先発の上原健太も好投を見せ、埼玉西武ライオンズに大勝を収めた。
24日に行われた試合の詳細は以下の通り。
楽天対ロッテ
楽天は2回、下妻貴寛のプロ初ホームランとなる1号ソロで先制に成功。3回、5回には茂木栄五郎の2打席連続タイムリーでそれぞれ1点を追加した。投げては先発の松井裕樹が、5回5安打無失点、12奪三振と圧巻のピッチングを見せ、今シーズン3勝目を手にした。その後は4投手の継投でロッテに完封勝利。
一方のロッテは、先発の岩下大輝が5回3失点と試合を作ったものの、打線が援護できなかった。楽天投手陣から7安打を放ちながらもあと一本が出ず、カード3連敗を喫した。
| 開催日 | カード | 予告先発 | 責任投手 |
|---|---|---|---|
| 9/22(火) | 楽天 12-4 ロッテ | 辛島 石川 | 勝：D.J.ジョンソン 敗：石川 |
| 9/23(水) | 楽天 5-3 ロッテ | 涌井 小島 | 勝：涌井／セ：ブセニッツ 敗：唐川 |
| 9/24(木) | 楽天 3-0 ロッテ | 松井 岩下 | 勝：松井／セ：ブセニッツ 敗：岩下 |
西武対日本ハム
日本ハムは2回、西川遥輝の犠飛で1点を先制。するとそこから打線がつながり、3回には大田泰示のタイムリー、4回には西川遥輝の4号ソロなどで追加点を挙げた。日本ハムは2回から8回まで7イニング連続得点で12点を挙げ、西武に大勝。投げては先発の上原健太が7回5安打2失点（自責1）、9奪三振の快投で、今シーズン初勝利を手にした。
敗れた西武は、先発の伊藤翔が4回途中4失点でKO。救援陣も日本ハムの勢いを止められず、20安打12失点を喫した。打線は昨日復帰した中村剛也が1ヵ月ぶりの7号ソロを放ったが、空砲となった。
| 開催日 | カード | 予告先発 | 責任投手 |
|---|---|---|---|
| 9/22(火) | 西武 1-5 日本ハム | 髙橋光 上沢 | 勝：上沢 敗：髙橋光 |
| 9/23(水) | 西武 6-5 日本ハム | 浜屋 バーヘイゲン | 勝：浜屋／セ：増田 敗：バーヘイゲン |
| 9/24(木) | 西武 2-12 日本ハム | 伊藤 上原 | 勝：上原 敗：伊藤 |
ソフトバンク対オリックス
ソフトバンクは2回、グラシアルの8号ソロで先制に成功。しかし4回、オリックスがロドリゲスの6号ソロで同点とすると、5回に若月健矢のタイムリーなどで逆転し、2点リードとする。その直後の5回裏には中村晃の5号2ランが飛び出し、ソフトバンクが同点に追いつく。
6回以降は両チームの投手陣が踏ん張り、互いに無得点で延長10回引き分けとなった。ソフトバンクは柳田悠岐の3安打など、オリックスを大きく上回る9安打を放ったが、あと一本が出ずに連敗ストップを逃した。
| 開催日 | カード | 予告先発 | 責任投手 |
|---|---|---|---|
| 9/22(火) | ソフトバンク 0-1 オリックス | 千賀 山本 | 勝：山本／セ：ディクソン 敗：千賀 |
| 9/23(水) | ソフトバンク 5-10 オリックス | 武田 田嶋 | 勝：田嶋 敗：武田 |
| 9/24(木) | ソフトバンク 3-3 オリックス | 和田 張 |
パ・リーグ順位表
9月24日終了時点
| 順位 | 球団 | 試合 | 勝 | 敗 | 分 | 率 | 差 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | ソフトバンク | 83 | 46 | 33 | 4 | .582 | ─ |
| 2 | ロッテ | 83 | 45 | 36 | 2 | .556 | 2 |
| 3 | 楽天 | 83 | 42 | 38 | 3 | .525 | 2.5 |
| 4 | 日本ハム | 83 | 39 | 41 | 3 | .488 | 3 |
| 5 | 西武 | 81 | 37 | 42 | 2 | .468 | 1.5 |
| 6 | オリックス | 83 | 29 | 48 | 6 | .377 | 7 |
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