9月10日、各地でパ・リーグの試合が行われた。
首位のソフトバンクは、東北楽天ゴールデンイーグルスに3連勝。柳田悠岐が21号、22号と連発し、大勝を収めた。
前日の試合で5位に転落した北海道日本ハムファイターズだったが、中田翔の通算250号弾などで2位の千葉ロッテマリーンズに競り勝ち、4位に浮上した。
最下位のオリックス・バファローズは、福田周平、杉本裕太郎が揃って3打点と大当たり。ジョーンズの日米通算2000安打となるタイムリーも飛び出し、埼玉西武ライオンズに大勝。
10日に行われた試合の詳細は以下の通り。
楽天対ソフトバンク
ソフトバンクは2点を追う3回、柳田悠岐の21号3ランで逆転に成功。試合は1点差のまま終盤に向かうも、途中ゲリラ豪雨のため試合が1時間以上に渡って中断。再開後はソフトバンクが柳田の22号ソロ、甲斐拓也のタイムリーなどで大差をつけて勝利した。先発の東浜巨は5回2失点で今シーズン3勝目。
一方の楽天は2回、岩見雅紀のプロ入り初ヒットとなるホームランで先制。さらに鈴木大地のタイムリーで2得点としたが、逆転負けを喫してしまった。
| 開催日 | カード | 予告先発 | 責任投手 |
|---|---|---|---|
| 9/8(火) | 楽天 0-2 ソフトバンク | 辛島 千賀 | 勝：千賀／セ：森 敗：辛島 |
| 9/9(水) | 楽天 1-8 ソフトバンク | 涌井 和田 | 勝：和田 敗：涌井 |
| 9/10(木) | 楽天 2-9 ソフトバンク | 松井 東浜 | 勝：東浜 敗：松井 |
西武対オリックス
オリックスは2点を先制された直後の2回、杉本裕太郎、伏見寅威、福田周平の3者連続タイムリーで一挙6得点。その後も杉本の3本のタイムリーや、ジョーンズの日米通算2000安打目となるタイムリーなどで、12得点を奪ったオリックスが大勝を収めた。5回2失点（自責0）と試合を作った竹安大知が、今シーズン初勝利を手にした。
敗れた西武は、栗山巧の2本のタイムリーなど、11安打を放ち4得点を挙げたが、投手陣が崩壊した。先発の平井克典が3回6失点と崩れると、後続の投手も打ち込まれ、連勝は3でストップ。
| 開催日 | カード | 予告先発 | 責任投手 |
|---|---|---|---|
| 9/8(火) | 西武 2‐0 オリックス | 髙橋光 山本 | 勝：髙橋光 敗：山本 |
| 9/9(水) | 西武 13-5 オリックス | 内海 田嶋 | 勝：十亀 敗：田嶋 |
| 9/10(木) | 西武 4-12 オリックス | 平井 竹安 | 勝：竹安／セ：吉田一 敗：平井 |
ロッテ対日本ハム
日本ハムは初回、中田翔の通算250本塁打となる24号2ランなどで3点を先制。1点差で迎えた5回には西川遥輝の犠飛で1点、7回にはビヤヌエバの犠飛で1点を追加した。2番手で2回無失点の好リリーフを見せた村田透が、今シーズン初勝利を挙げた。
ロッテは3点を追う2回、相手のエラーで2点を返す。再び3点差とされて迎えた7回には、安田尚憲の押し出し四球で1点を返したが、反撃もここまで。先発の岩下大輝は6回4失点で5敗目を喫した。
| 開催日 | カード | 予告先発 | 責任投手 |
|---|---|---|---|
| 9/8(火) | ロッテ 3-2 日本ハム | 大嶺 上沢 | 勝：小野／セ：益田 敗：上沢 |
| 9/9(水) | ロッテ 2-1 日本ハム | 小島 金子 | 勝：小島／セ：益田 敗：金子 |
| 9/10(木) | ロッテ 3-5 日本ハム | 岩下 上原 | 勝：村田／セ：マルティネス 敗：岩下 |
パ・リーグ順位表
9月10日終了時点
| 順位 | 球団 | 試合 | 勝 | 敗 | 分 | 率 | 差 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | ソフトバンク | 71 | 41 | 27 | 3 | .603 | ─ |
| 2 | ロッテ | 71 | 40 | 29 | 2 | .580 | 1.5 |
| 3 | 楽天 | 71 | 34 | 34 | 3 | .500 | 5.5 |
| 4 | 日本ハム | 71 | 33 | 35 | 3 | .485 | 1 |
| 5 | 西武 | 69 | 32 | 35 | 2 | .478 | 0.5 |
| 6 | オリックス | 71 | 23 | 43 | 5 | .348 | 8.5 |
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