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楽天・田中将大が日本凱旋登板、2748日ぶりの日本マウンドは中田翔に本塁打を許すなど5回3失点|プロ野球

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楽天・田中将大が日本凱旋登板、2748日ぶりの日本マウンドは中田翔に本塁打を許すなど5回3失点|プロ野球時事通信
【プロ野球 ニュース】東北楽天ゴールデンイーグルスの田中将大投手が、2748日ぶりとなる公式戦に登板した。
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東北楽天ゴールデンイーグルスの田中将大投手は17日、北海道日本ハムファイターズ戦で日本球界復帰後初のマウンドに上がった。

今年1月に楽天復帰が発表された田中将は、沖縄キャンプから順調な調整を続け開幕一軍メンバー入りを果たした。しかし3月25日にふくらはぎを負傷。開幕2戦目での登板が予定されていたが27日に登録を抹消された。

田中将は一軍に帯同して調整を続け、3週間遅れとなったが17日の日本ハム戦でついにマウンドに復帰。公式戦では2013年11月3日の読売ジャイアンツと対戦した日本シリーズ第7戦以来、約8年ぶり、2748日ぶりの登板を迎えた。

解説を務める岩本勉氏も「今日の見どころはファイターズ打線対田中将大」と楽しみにする田中将の投球。注目を集める1番・左翼に入る西川遥輝への初球は、136km/hのスライダー。さらにカウント1-2から最後は148km/hの高めストレートで空振り三振に切ってとった。

2番の渡邉諒には3球目を打たれるも、中堅へ抜けそうな打球を小深田大翔がギリギリで追いつき走者をアウトにする好プレーを見せるなど、田中将の登板をバックも盛り立てる。

しかし3番・近藤健介にはすべてストレートを投じながらも四球で歩かせると、4番・中田翔にはカウント1-2からの高めのストレートを完璧に捉えられスタンドイン。5番・淺間大基にも一塁線を破る二塁打を許した。6番・大田泰示には初球を打たれるが、これは遊撃の正面。初回で2点を失う結果となった。

2回表には楽天が1点を返すも、田中将はピリッとせず。2回裏先頭の石井一成に1-0から2球目の高めストレートをライトスタンドに叩き込まれて3点目を失う。しかし3回は立ち直り、渡邉、近藤、中田の3人をこの日最初の三者凡退とし、4回は1死から大田に出塁を許すが、続く石井のピッチャー返しを華麗に捌いてダブルプレーとした。

5回も三者凡退で終えた田中将だったが、6回のマウンドには上がらず。日本球界復帰後初登板は5回、75球で打者19人に対して被安打4、被本塁打2、5奪三振、1与四球、3失点の内容に終わった。

なお、田中将がNPBで最後に黒星を喫したのは2012年8月19日の埼玉西武ライオンズ戦。同年の8月26日、日本ハム戦で白星を飾ると、2012年はそこから4連勝(勝敗つかずが3試合)を達成し、2013年は無傷の24連勝(勝敗つかずは3試合)と通算で28連勝中となっている。

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