5月9日、各地でプロ野球セ・リーグの試合が行われた。
横浜DeNAベイスターズ対阪神タイガースの試合は、阪神が3-2で勝利し2連勝となった。中日ドラゴンズ対広島東洋カープの試合は、中日が2-0で勝利し単独4位に浮上した。読売ジャイアンツ対東京ヤクルトスワローズの試合は、巨人が7-5でサヨナラ勝ちを収めた。
DeNA対阪神
阪神は0-1と1点ビハインドの5回、サンズの適時二塁打で同点に追いつく。さらに糸井嘉男の2点本塁打で勝ち越すことに成功する。先発のガンケルは3回1失点と早期降板となるも、2番手の馬場皐輔が3回無失点と踏ん張り今シーズン初勝利をマークした。
DeNAは初回、オースティンの内野ゴロの間に1点を先制する。1-3となった7回に桑原将志の本塁打で追い上げるも及ばなかった。先発のピープルズは5回途中3失点と試合を作れず今シーズン初黒星を喫している。
本塁打を放った桑原は、「打ったのはスライダーです。とにかく出塁することを意識して打席に向かいました」と話した。
開催日 | カード | 予告先発 | 責任投手 |
---|---|---|---|
5/7(金) | DeNA 12-6 阪神 | 中川 チェン | 勝:三上 敗:小林 |
5/8(土) | DeNA 1-4 阪神 | ロメロ 伊藤将 | 勝:伊藤将/セ:スアレス 敗:ロメロ |
5/9(日) | DeNA 2-3 阪神 | ピープルズ ガンケル | 勝:馬場/セ:スアレス 敗:ピープルズ |
中日対広島
中日は4回、ビシエドの本塁打で2点を先制する。先発の柳裕也が8回無失点、11奪三振と好投。最後はR.マルティネスが締め完封リレーを決めた。柳は今シーズン3勝目をマーク。本塁打を放ったビシエドは、「(打ったのは)スライダー、外から入ってきたスライダーを、バットのいいところで捉えられたね。先制できて良かったよ」と喜んだ。
広島は高卒2年目の玉村昇悟が5回2失点と試合を作るも、打線がわずか4安打と奮わなず無得点に終わった。広島は5位に転落している。
開催日 | カード | 予告先発 | 責任投手 |
---|---|---|---|
5/8(土) | 中日 3-4 広島 | 福谷 九里 | 勝:九里/セ:栗林 敗:福谷 |
5/9(日) | 中日 2-0 広島 | 柳 玉村 | 勝:柳/セ:R.マルティネス 敗:玉村 |
巨人対ヤクルト
巨人は3-5と2点ビハインドで迎えた8回、岡本和真の本塁打で1点差に迫る。そのまま迎えた9回には1死一、二塁の場面で岡本が2打席連続となる本塁打を放ちサヨナラ勝ちを収めた。7番手の高梨雄平が今シーズン初勝利をマークしている。
先発し6回途中1失点だった今村信貴は、「余計な四球で流れを作れませんでした。イニングを投げ切れず申し訳ないです」と話した。
ヤクルトは1-3と2点ビハインドの7回、サンタナの適時打などで4点を奪い逆転に成功する。しかし抑えの石山泰稚が被弾しサヨナラ負けとなった。
開催日 | カード | 予告先発 | 責任投手 |
---|---|---|---|
5/7(金) | 巨人 4-6 ヤクルト | 菅野 スアレス | 勝:金久保/セ:石山 敗:中川 |
5/9(日) | 巨人 7-5 ヤクルト | 今村 サイスニード | 勝:高梨 敗:石山 |
セ・リーグ順位表
5月9日終了時点
順位 | 球団 | 試合 | 勝 | 敗 | 分 | 率 | 差 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 阪神 | 35 | 24 | 10 | 1 | .706 | - |
2 | 巨人 | 36 | 19 | 12 | 3 | .613 | 3.5 |
3 | ヤクルト | 34 | 15 | 14 | 5 | .517 | 3 |
4 | 中日 | 36 | 14 | 18 | 4 | .438 | 2.5 |
5 | 広島 | 36 | 14 | 19 | 3 | .424 | 0.5 |
6 | DeNA | 39 | 11 | 24 | 4 | .314 | 4 |
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