4月9日、パ・リーグの試合が行われた。東北楽天ゴールデンイーグルスは8-5で北海道日本ハムファイターズに勝利し4連勝。オリックス・バファローズは投打が噛み合い千葉ロッテマリーンズに逆転勝ち。埼玉西武ライオンズ対福岡ソフトバンクホークスの一戦は延長12回の末、0-0の引き分けとなった。
日本ハム対楽天
オリックスは1点を追う5回、佐野皓大の2号3ランで逆転に成功。「由伸が頑張って投げていましたし、なんとか援護したいと思っていたので、それが出来てよかったです！」と振り返った佐野皓は、この試合3安打3打点の大活躍。8回には福田周平のタイムリーでロッテを突き放した。
先発の山本由伸は、9三振を奪いながらも9安打、5四球と苦しい投球だったが、7回2失点にまとめ自身3連勝。最後は平野佳寿が締めて今シーズン3セーブ目を挙げた。
一方のロッテは、初回にマーティンの犠飛で先制。逆転されて迎えた終盤にはレアードの2号ソロで追い上げるも及ばず。7回4安打3失点（自責2）と好投した先発・小島和哉が今季初黒星を喫した。
| 開催日 | カード | 予告先発 | 責任投手 |
|---|---|---|---|
| 4/8(火） | 日本ハム 0-3 楽天 | 伊藤 早川 | 勝：早川／セ：松井裕 敗：伊藤 |
| 4/9(水) | 日本ハム 5-8 楽天 | 河野 涌井 | 勝：涌井 敗：河野 |
| 4/10(木) | 日本ハム 楽天 | 上沢 瀧中 | 勝： 敗： |
西武対ソフトバンク
試合は両軍投手陣が好投を見せ、延長12回の熱戦の末スコアレスドローとなった。
西武はドラフト1位ルーキーの隅田知一郎が先発し、6回まで2安打無失点の好投を披露。7回も先頭から2者連続三振を奪ったが、連打を浴びてピンチを招いたところで降板となった。しかし2番手の水上由伸がガルビスを三振に打ち取り火消しに成功。その後も5投手による継投でソフトバンク打線を0点に抑え込んだ。
一方のソフトバンクは、先発の東浜巨が7回途中2安打無失点5奪三振の好投を披露。その後は6投手の継投で西武打線を無得点に封じた。延長10回以降は藤井皓哉、板東湧梧、森唯斗が無安打に抑える好リリーフを見せた。
| 開催日 | カード | 予告先発 | 責任投手 |
|---|---|---|---|
| 4/8(火） | 西武 1-8 ソフトバンク | 髙橋光成 千賀 | 勝：千賀 敗：髙橋光成 |
| 4/9(水) | 西武 0-0 ソフトバンク | 隅田 東浜 | |
| 4/10(木) | 西武 ソフトバンク | エンス 大関 | 勝： 敗： |
ロッテ対オリックス
ロッテは0-0で迎えた7回、マーティンの1号2ランで試合の均衡を破る。8回にはレアード、佐藤都志也の連続タイムリーで3点を追加し、オリックスを突き放した。
先発の石川歩は、8回4安打無失点の好投で今シーズン2勝目。9回は今シーズン初登板の佐々木千隼が締めて快勝を収めた。
敗れたオリックスは、先発の山岡泰輔が6回まで無失点の好投。しかし7回に一発を浴びると、2番手の山田修義も失点を重ねてしまった。打線は8回、9回とチャンスを作るも、あと一本が出ず完封負け。
| 開催日 | カード | 予告先発 | 責任投手 |
|---|---|---|---|
| 4/8(火） | ロッテ 5-0 オリックス | 石川 山岡 | 勝：石川 敗：山岡 |
| 4/9(水) | ロッテ 2-4 オリックス | 小島 山本 | 勝：山本／セ：平野佳 敗：小島 |
| 4/10(木) | ロッテ オリックス | 佐々木朗 宮城 | 勝： 敗： |
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