9月9日、セ・リーグの試合が行われた。
首位の読売ジャイアンツ4位の中日ドラゴンズに5-4で競り勝った。この勝利で原辰徳監督は、巨人歴代最多の勝利数を誇る川上哲治元監督と並ぶ1066勝となった。2位の横浜DeNAベイスターズは6-1で3位の阪神タイガースに勝利。阪神は貯金がなくなり勝率5割に逆戻りとなっている。
5位の広島東洋カープと最下位の東京ヤクルトスワローズは、乱打戦の末10-10の引き分けに終わった。両チームのゲーム差は1のまま変わらず。
9月9日に行われた試合の詳細は以下の通り。
DeNA対阪神
DeNAは1点を失った直後の1回裏、ソトと佐野恵太の連続適時二塁打で2点を奪い逆転に成功する。5回には再び佐野が適時二塁打を放ち2点を加え4-1。投げては先発の上茶谷大河が、7回1失点の好投で今シーズン初勝利をマークした。
阪神は初回に糸井嘉男の犠飛で幸先よく先制したものの、その後が続かなかった。先発の青柳晃洋は、5回4失点で試合を作れず今シーズン4敗目を喫している。
| 開催日 | カード | 予告先発 | 責任投手 |
|---|---|---|---|
| 9/8(火) | DeNA 7-7 阪神 | 坂本 ガルシア | |
| 9/9(水) | DeNA 6-1 阪神 | 上茶谷 青柳 | 勝：上茶谷 敗：青柳 |
| 9/10(木) | DeNA vs 阪神 | ピープルズ 齋藤 | 勝： 敗： |
中日対巨人
読売ジャイアンツは3-3で迎えた7回、大城卓三と坂本勇人の3打席連続となる本塁打で2点を勝ち越すことに成功する。その裏、1点を失ったものの、継投策で逃げ切り勝ちを収めた。坂本の3打席連続本塁打はナゴヤドーム史上初の出来事となっている。また、この勝利で原辰徳監督は川上哲治元監督の1066勝に並んだ。
一方の中日は粘りを見せたものの、あと一歩及ばなかった。3番手の福敬登が2本塁打を浴び今シーズン3敗目を喫している。平田良介が通算1000本安打を達成している。
| 開催日 | カード | 予告先発 | 責任投手 |
|---|---|---|---|
| 9/8(火) | 中日 0-2 巨人 | 大野雄 菅野 | 勝：菅野／セ：デラロサ 敗：大野雄 |
| 9/9(水) | 中日 4-5 巨人 | 岡野 田口 | 勝：鍵谷／セ：高梨 敗：福 |
| 9/10(木) | 中日 vs 巨人 | 福谷 サンチェス | 勝： 敗： |
広島対ヤクルト
ヤクルトは3-10と7点ビハインドの7回、山田哲人と村上宗隆の2者連続本塁打で4点を奪う。さらに8回には廣岡大志の適時打などで3点を追加し10-10の同点位のいつく。その後は、清水昇と石山泰稚のリレーで無失点で凌ぎ引き分けに持ち込んでいる。
一方の広島は3点を失った直後の2回、菊池涼介の適時二塁打などで5点を奪い逆転に成功する。3回には田中広輔の適時二塁打で2点を追加し7-3。その後も鈴木誠也の本塁打などで得点を加え10−3と大きくリードしたものの、中継ぎ陣が粘りきれなかった。
| 開催日 | カード | 予告先発 | 責任投手 |
|---|---|---|---|
| 9/8(火) | 広島 5-1ヤクルト | 九里 石川 | 勝：九里 敗：石川 |
| 9/9(水) | 広島 10-10 ヤクルト | 野村 山中 | |
| 9/10(木) | 広島 vs ヤクルト | 森下 高橋 | 勝： 敗： |
セ・リーグ順位表
9月9日終了時点
| 順位 | 球団 | 試合 | 勝 | 敗 | 分 | 率 | 差 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 巨人 | 67 | 42 | 22 | 3 | .656 | ─ |
| 2 | DeNA | 70 | 34 | 31 | 5 | .523 | 8.5 |
| 3 | 阪神 | 68 | 32 | 32 | 4 | .500 | 1.5 |
| 4 | 中日 | 71 | 31 | 36 | 4 | .463 | 2.5 |
| 5 | 広島 | 68 | 26 | 34 | 8 | .433 | 1.5 |
| 6 | ヤクルト | 68 | 26 | 36 | 6 | .419 | 1 |
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