8月12日、各地でセ・リーグの試合が行われた。
首位の読売ジャイアンツは3位の東京ヤクルトスワローズに8-1で快勝し、連敗を3で止めた。敗れたヤクルトは借金1となり4位に転落している。最下位の中日ドラゴンズが5位の広島東洋カープに4-1で勝利。ゲーム差は0.5に縮まった。
4位の阪神タイガースが2位の横浜DeNAベイスターズに7−6で勝利し、借金1ながら3位に浮上した。敗れたDeNAは首位巨人とのゲーム差が、3.5に広がっている。
12日に行われた試合の詳細は以下の通り。
DeNA対阪神
阪神は1-3ち2点ビハインドで迎えた4回、中谷将大とサンズの連続本塁打などで5点を奪い逆転に成功する。6回に2点を失い1点差に詰め寄られたものの、直後の7回、2死満塁のチャンスで陽川尚将が押し出しの死球で1点を追加する。最終回に守護神のスアレスが、1点を失うも逃げ切り勝ちを収めている。
DeNAは4番の佐野恵太が2安打2打点と気を吐くなど、阪神の11安打を上回る13安打を放ったが及ばず。先発の濵口遥大は4回6失点と試合を作れず、今シーズン2敗目を喫した。
| 開催日 | カード | 予告先発 | 責任投手 |
|---|---|---|---|
| 8/10(月) | DeNA 6-4 阪神 | 武藤 岩貞 | 勝：国吉／セ：三嶋 敗：岩貞 |
| 8/11(火) | DeNA 1-9 阪神 | 井納 ガルシア | 勝：ガルシア 敗：井納 |
| 8/12(水) | DeNA 6-7 阪神 | 濱口 青柳 | 勝：青柳／セ：スアレス 敗：濵口 |
広島対中日
中日は4回、井領雅貴の適時打などで2点を先制する。6回には押し出し、と相手のミスにより2点を追加し4-0。投げては先発の柳裕也が、8回途中1失点の好投で今シーズン2勝目をマークしている。5位の広島まで0.5ゲーム差に迫っている。
一方の広島は中日投手陣の前にわずか4安打に封じ込められ1得点止まり。先発のK.ジョンソンも6回途中4失点（自責3）と試合を作れず、今シーズン4連敗となった。
| 開催日 | カード | 予告先発 | 責任投手 |
|---|---|---|---|
| 8/10(月) | 広島 6-1 中日 | 九里 小笠原 | 勝：九里 敗：小笠原 |
| 8/11(火) | 広島 1-8 中日 | 野村 福谷 | 勝：福谷 敗：野村 |
| 8/12(水) | 広島 1-4 中日 | K.ジョンソン 柳 | 勝：柳／セ：R.マルティネス 敗：K.ジョンソン |
巨人対ヤクルト
巨人は1点を先制された直後の2回、坂本勇人とパーラの本塁打などで5点を奪い逆転に成功する。その後も坂本と岡本和真に本塁打が飛び出し12安打8得点とヤクルト投手陣を打ち込んだ。投げては先発の菅野智之が、7回1失点の好投で今シーズン無傷の7勝目をマークしている。開幕7連勝は斎藤雅樹以来球団30年ぶり。
ヤクルトは武岡龍世と濱田太貴の若手二人にプロ初安打が生まれたものの、7安打で1得点と打線が奮わなかった。村上宗隆の連続試合出塁は38でストップした。
| 開催日 | カード | 予告先発 | 責任投手 |
|---|---|---|---|
| 8/12(水) | 巨人 8-1 ヤクルト | 菅野 原 | 勝：菅野 敗：原 |
| 8/13(水) | 巨人 vs ヤクルト | メルセデス 高梨 | 勝： 敗： |
セ・リーグ順位表
8月12日終了時点
| 順位 | 球団 | 試合 | 勝 | 敗 | 分 | 率 | 差 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 巨人 | 43 | 25 | 15 | 3 | .625 | ─ |
| 2 | DeNA | 47 | 24 | 21 | 2 | .533 | 3.5 |
| 3 | 阪神 | 45 | 21 | 22 | 2 | .488 | 2 |
| 4 | ヤクルト | 44 | 19 | 20 | 5 | .487 | 0 |
| 5 | 広島 | 45 | 18 | 23 | 4 | .439 | 2 |
| 6 | 中日 | 48 | 19 | 25 | 4 | .432 | 0.5 |
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