8月27日、各地でセ・リーグの試合が行われた。
首位の読売ジャイアンツは最下位の東京ヤクルトスワローズに5-2で勝利し3連勝。ヤクルトは今シーズン初の同一カード3連敗となった。2位の横浜DeNAベイスターズは広島東洋カープに3-2で逆転勝ち。首位巨人とのゲーム差は5.5で変わらず。
3位の阪神タイガースは4位の中日ドラゴンズに6-3で勝利。借金を返済し勝率5割に復帰している。
27日に行われた試合の詳細は以下の通り。
ヤクルト対巨人
巨人は3回、炭谷銀仁朗の本塁打で1点を先制すると、続く4回には吉川尚輝の適時打で1点を追加し2-0。5回には丸佳浩の本塁打などで3点を奪い5-0とリードは5点に。投げては先発の戸郷翔征がピンチを作りながらも、5回無失点の好投で今シーズン7勝目をマークしている。
ヤクルトは青木宣親の本塁打などで2点を返すのが精一杯。先発の高梨裕稔は5回5失点と打ち込まれ試合をつくることができなかった。
| 開催日 | カード | 予告先発 | 責任投手 |
|---|---|---|---|
| 8/25(火) | ヤクルト 4-8 巨人 | 石川 菅野 | 勝：菅野 敗：長谷川 |
| 8/26(水) | ヤクルト 5-12 巨人 | 高橋 ディプラン | 勝：高梨 敗：長谷川 |
| 8/27(木) | ヤクルト 2-5 巨人 | 高梨 戸郷 | 勝：戸郷／セ：デラロサ 敗：高梨 |
DeNA対広島
DeNAは1-2と1点ビハインドの4回、井納翔一の適時二塁打で2点を奪い逆転に成功する。投げては井納が、6回途中2失点で試合をつくると、パットン、エスコバー、国吉佑樹、三嶋一輝の継投策で広島打線を封じ込めた。
広島は2回に堂林翔太の本塁打で先制。同点に追いつかれた後も、松山竜平の適時二塁打で勝ち越したが、逆転負けを喫している。石原慶幸が走塁中のアクシデントで途中交代となった。
| 開催日 | カード | 予告先発 | 責任投手 |
|---|---|---|---|
| 8/25(火) | DeNA 5-4 広島 | 上茶谷 九里 | 勝：三嶋 敗：塹江 |
| 8/26(水) | DeNA 2-4 広島 | 濵口 野村 | 勝：野村／セ：フランスア 敗：濵口 |
| 8/27(木) | DeNA 2-3 広島 | 井納 K.ジョンソン | 勝：井納／三嶋 敗：K.ジョンソン |
阪神対中日
阪神は0-2と2点ビハインドの4回、サンズの3点本塁打で試合を一気にひっくり返す。その後も攻撃の手を緩めず7回まで毎回得点を重ね、6-2とリードを広げていく。投げては先発の青柳晃洋が、7回2失点と試合をつくり今シーズン6勝目。サンズが2本塁打4打点の活躍を見せている。
中日は初回にビシエドの適時二塁打で2点を先制するも、先発の柳裕也が6回途中5失点と粘りきれなかった。
| 開催日 | カード | 予告先発 | 責任投手 |
|---|---|---|---|
| 8/25(火) | 阪神 5-1 中日 | 高橋 小笠原 | 勝：高橋 敗：小笠原 |
| 8/26(水) | 阪神 11-3 中日 | ガルシア 福谷 | 勝：ガルシア 敗：福谷 |
| 8/27(木) | 阪神 6-3 中日 | 青柳 柳 | 勝：青柳／セ：スアレス 敗：柳 |
セ・リーグ順位表
8月27日終了時点
| 順位 | 球団 | 試合 | 勝 | 敗 | 分 | 率 | 差 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 巨人 | 56 | 33 | 20 | 3 | .623 | ─ |
| 2 | DeNA | 59 | 28 | 27 | 3 | .509 | 5.5 |
| 3 | 阪神 | 57 | 27 | 27 | 3 | .500 | 1 |
| 4 | 中日 | 60 | 26 | 30 | 4 | .464 | 2 |
| 5 | 広島 | 57 | 23 | 28 | 6 | .451 | 0.5 |
| 6 | ヤクルト | 57 | 23 | 29 | 5 | .442 | 0.5 |
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